アーカイブ:人工衛星が観た地球 ― 1970/04/10
2015年7月7日から正式運用が始まった気象衛星ひまわり8号は、圧倒的な解像度(空間的・時間的・周波数的)で気象観測をしています。でもそれは横に置いといて(笑)、気象画像から読み取れる天体としての地球や、片隅にごくわずかながら写った遠方の天体とのツーショット等々、純粋な気象情報以外の視点で見るのも興味深いもの。ここはそんなブログ内記事へのリンク集です。ぜひお楽しみください。(各項目ごとに上ほど新しい記事です。)
★気象衛星ひまわり8号による地球と他天体のツーショット
- 今日のひまわり画像にもベテルギウス写ってますよ(2022/05/31)
- 金星と地球のツーショット期間はじまる(2022/04/14)
- ようやく見つけた火星(2020/08/24)
- 今月も地球と月のツーショット(2019/04/20)
- 2018年12月にベーリング海上で起きた小天体爆発(2019/03/19)
- 金星と地球のツーショット(2018/03/30)
- 金星が地球の北極側を通過(2017/02/23)
- 最大光度を迎えた金星(2017/02/17)
- 地球と金星のツーショット期間です(2017/01/27)
- 名月から半日が経って…(2016/09/16)
- 地球の北極側を通過する月(2016/08/24)
- 台風8号に追加して台風の卵がふたつ(2016/08/19)
- 今日も月の二度見を…(2016/07/24)
- 月を二度見る(2016/07/23)
- 気象衛星は意外なものまで捉えてました(2016/07/19)
- 祝1周年、気象衛星ひまわり8号(2016/07/08)
- 地球と月ツーショット・2015年12月上旬編(2015/12/10)
- 細い月も一緒に写っていました(2015/10/29)
- 気象衛星から奇跡の「地球と月ツーショット」(2015/10/27)
★衛星画像から分かる地球の季節変化
- 秋分と金星、太陽、そして地球(2019/09/23)
- 気象衛星が見た春分満月前の月と地球のツーショット(2019/03/26)
- 氷の渦と雲の渦(2017/03/27)流氷渦の様子
- 2017年の春一番を振り返る(2017/02/18)強い南西風による関東の砂塵帯
- 昨日は2016年の春分でした(2016/03/21)
- 今日は冬至です(2015/12/22)
- 秋彼岸の中日です(2015/09/23)
- 地球の可視画像を楽しもう(2015/08/18)
★気象衛星で天体観察&気象光学現象観察
- 気象衛星がとらえた日食月影(METEOSAT編)(2017/08/26)
- 気象衛星がとらえた日食月影(GOES編)(2017/08/24)
- 気象衛星がとらえた日食月影(HIMAWARI編)(2017/08/22)
- 気象衛星がとらえた金環日食による月の影(2016/09/01)
- 気象衛星がとらえた日食による月の影(2016/03/09)
- 真夜中に地球が起こす日食(2015/09/06)
- 宇宙から見た反薄明光線の正体(2015/07/24)
- 台風11号を照らす日の光(2015/07/16)
- アーカイブ:静止気象衛星からの日食可視範囲…各国の静止衛星からの日食可視範囲をシミュレート
★気象衛星が観た火災
気象衛星が捉えた森林火災などを扱った記事は別アーカイブにまとめています
アーカイブ:人工衛星が観た火災や火山 ― 1970/04/10
気象衛星や地球観測衛星は、いわゆるお天気だけでなく、森林火災や黄砂の移動、火山噴火など様々な現象や災害を捉えています。ここでは主に森林火災と火山活動、大規模自然災害を取り上げたブログ内記事を集めました。ぜひご覧ください。(各項ごとに上ほど新しい記事です。)
★気象衛星ひまわりが捉えた森林火災や火山活動
- フィリピン・タール火山の噴火が日本まで…(2020/01/13)
- 凄まじい豪州の森林火災(2019/11/10)
- パプアニューギニアのウラウン山で大きな噴火(2019/06/27)
- カムチャッカ・ベズイミアニ山が噴火(2019/03/16)
- 新燃岳で爆発的噴火が発生(2018/04/05)
- 九州・新燃岳で噴火が継続中(2018/03/08)
- 今日も活発な新燃岳(2017/10/12)
- 九州・新燃岳が6年ぶりに噴火(2017/10/11)
- 昨日に続き、北極圏の怪しい雲(2017/08/17)
- 北極圏に怪しい雲が見えます(2017/08/16)
- カムチャッカの火山が活発(2017/07/31)
- バイカル湖の北に濛濛と立ち上る煙(2017/06/28)
- オーストラリア北部で森林火災が続いてる(2017/05/27)
- カンバルニー山の噴火(2017/03/31)
- サイクロンに流れ込む煙?(2016/10/26)
- 中央ロシアの森林火災があまりに酷い(2016/07/26)
- 気象衛星が見たカムチャッカ半島の火災(2016/06/08)
- またロシアで森林火災が…(2016/05/20)
- 風が吹けば火災が心配(2016/05/11)
★他国の衛星が捉えた森林火災や火山活動、大規模自然災害など
- 台風被害を宇宙から比較(2019/10/13)
- 噴煙を上げる桜島(2019/09/16)
- 台風みたいな森林火災の煙渦(2019/07/24)
- 千島列島の雷公計島で大きな噴火(2019/06/22)
- PM2.5の濃度が急上昇(2019/02/28)
- ガラパゴス諸島で火山が活発化(2018/06/28)
- キラウエア火山で爆発的噴火(2018/05/18)
- 寒くても活発な地球(2018/01/20)
- カムチャッカ半島のベズイミアニ山が噴火(2017/12/21)
- 北海道のPM2.5濃度が上がったのですが…(2017/11/03)
★その他、野焼きなど人為的な行事も
★気象衛星が観た地球
地球と月とのツーショットなど天体として捉えた地球を扱った記事は別アーカイブにまとめています
アーカイブ:静止気象衛星による日食月影の可視範囲 ― 1970/04/10
静止衛星として活動している各国の気象衛星のうち4基について、2015年以降の日食による月影が撮影範囲であるかどうかを作図しました。皆既日食と金環日食を対象としてますが、食分の深い部分日食などもたまに加えています。衛星は赤道上空の基本位置にいるものとし、全球画像(Full Disk)をLRIT/HRITフォーマットで使われる「Normalized Geostationary Projection」に準じた投影形式で記録されることを想定しています。
衛星によっては解像度が悪化する地球最外周をカットしていることがあります。また他機バックアップや運用機の世代交代などで経度をずらして観測したり、太陽の影響で撮影を休止していることもあります。従って必ずシミュレーション通りに写る保証はありません。あくまでモデル計算の例としてご覧ください。
作図中、紫線は中心食帯で、北限・中心線・南限の三本で構成されます。紫線が描かれていない場合は部分日食です。またオレンジ線は初虧線・復円線・部分食の北限・南限などで構成され、オレンジ線の内部では太陽がわずかでも欠けて見える時間があることを意味します。古い言い回しで最近は使われませんが、右図のような意味を持つ名称が付いていますので心に留めておきましょう。なお全ての日食に全ての線が描かれるわけではなく、特に両極付近で起こる日食ではイレギュラーな曲線構成になります。
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-15 (西経135°赤道上空) | Meteosat-10 (東経0°赤道上空) | Insat-3D (東経82°赤道上空) |
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2015 Sep 13 | ||||
2016 Mar 9 |
参考記事 | |||
2016 Sep 1 |
参考記事 | |||
2017 Feb 26 | ||||
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-15 (西経135°赤道上空) | Meteosat-10 (東経0°赤道上空) | Insat-3D (東経82°赤道上空) |
2017 Aug 21 |
参考記事 |
参考記事 (※GOES-16 on W89.5°) |
参考記事 | |
2018 Feb 15 | ||||
2018 Jul 13 | ||||
2018 Aug 11 |
参考記事 | |||
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-15 (西経135°赤道上空) | Meteosat-10 (東経0°赤道上空) | Insat-3D (東経82°赤道上空) |
ここより下はGoes-15号が17号へ、Meteosat-10号が11号へ、それぞれ変更になっています。
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-17 (西経137.2°赤道上空) | Meteosat-11 (東経0°赤道上空) | Insat-3D (東経82°赤道上空) |
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2019 Jan 6 | ||||
2019 Jul 2 |
参考記事 |
参考記事 | ||
2019 Dec 26 |
参考記事 |
参考記事(Meteosat-8) | ||
2020 Jun 21 |
参考記事 |
参考記事(Meteosat-8) | ||
2020 Dec 14 |
参考記事(GOES-16) | |||
2021 Jun 10 |
参考記事 |
参考記事(GOES-16) | ||
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-17 (西経137.2°赤道上空) | Meteosat-11 (東経0°赤道上空) | Insat-3D (東経82°赤道上空) |
ここより下はGoes-18号、Himawari-9号などへ変更になっています。2023年3-4月にかけてMeteosat-10/11の一時的な入れ替えが行われました。
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-18 (西経137.0°赤道上空) | Meteosat-11 (東経0°赤道上空) | Meteosat-9 (東経45.5°赤道上空) |
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2022 Oct 25 |
参考記事 |
参考記事 | ||
2023 Apr 20 |
参考記事 |
参考記事 | ||
2023 Oct 14 |
参考記事 | |||
2024 Apr 8 |
参考記事 |
参考記事 | ||
2024 Oct 2 |
参考記事 |
参考記事 | ||
日付 UT | Himawari-8 (東経140.7°赤道上空) | Goes-18 (西経137.0°赤道上空) | Meteosat-11 (東経0°赤道上空) | Meteosat-9 (東経45.5°赤道上空) |
- 世界地図shape fileはGADMデータベースを利用しました。
- 気象衛星諸元はCGMSサイトを参考にしました。
- 日食図座標データはOccult(v.4)のKMZファイルをコンバートしました。2023年ぶんからはエクリプスナビゲーター(v.4.5)のKMLファイルをコンバートしました。
- 作図は自作プログラムに寄ります。特定衛星から完全に見えない場合も作図して掲載してあります。また地図周辺に日食ラインが差しかかる場合、処理の都合で不要な線が描かれている場合がありますのでご容赦ください。当記事は予告なく変更、削除、追加を行うことがあります。