この春は日差しが少なかったようです ― 2025/06/01
振り返ると「晴れ間の少ない5月だったなあ」という思いでした。特に夜は全くと言っていいほど晴れませんでした。天気図や衛星画像を欠かさず見ていますが、例年と違うと言う印象はありません。左は本日午後の空ですが、時々日が差すけれど雲が多い…夜は更に雲が増す…という感じです。
日本全国を客観的に見るには、気象庁が毎日発表している小さな統計図が役立ちます。記事下に2018年から今年までの8年間、5月30日までの30日間日照と60日間日照(各平年比)の図を引用しました。時期や地域の一部分ではなく、日本全体の変化をご覧ください。確かに今年の4・5月は日差しが少なかった2021年並に減ってますね。
少しでも晴れ間があれば太陽観察し、当ブログに記事を上げてきました。2018年から昨日まで、4月と5月の太陽観察数を数えてみたら次のようになりました。
太陽観察は10分でも晴れれば可能なので必ずしも日照時間を反映する訳ではないけれど、ひと月の半分の日数も観測できてない春は概ね日照が足りてないようですね。もっとも、この程度の変動は自然の揺らぎの範囲内なのでしょう。
米や野菜を植え、成長をスタートさせるこの時期の日照は大切。星や太陽が観察できないことよりも、畑や田んぼのほうがよほど心配になります。自給すらままならない日本の農業なのに、古米はおいしくないなんて言ったらバチ当たりますよ。雨も日差しも目論見通りに行きません。空を見て、太陽や星を浴びて、自然の変化をよく感じ取って、それを社会判断に反映したいものです。
※気象庁の統計では、2021年5月19日以降は現在用いらていれる平年値(1991年から2020年まで30年間の平均値に基づく)、それ以前は1981年から2010年まで30年間の平均値に基づく平年値が基準です。10年ごとに若干の変動がありますのでご注意。
日本全国を客観的に見るには、気象庁が毎日発表している小さな統計図が役立ちます。記事下に2018年から今年までの8年間、5月30日までの30日間日照と60日間日照(各平年比)の図を引用しました。時期や地域の一部分ではなく、日本全体の変化をご覧ください。確かに今年の4・5月は日差しが少なかった2021年並に減ってますね。
少しでも晴れ間があれば太陽観察し、当ブログに記事を上げてきました。2018年から昨日まで、4月と5月の太陽観察数を数えてみたら次のようになりました。
- 2018年:4月…15回、5月…15回(合計30回)
- 2019年:4月…22回、5月…23回(合計45回)
- 2020年:4月…18回、5月…11回(合計29回)
- 2021年:4月…19回、5月…9回(合計28回)
- 2022年:4月…19回、5月…15回(合計34回)
- 2023年:4月…23回、5月…23回(合計46回)
- 2024年:4月…14回、5月…18回(合計32回)
- 2025年:4月…20回、5月…15回(合計35回)
太陽観察は10分でも晴れれば可能なので必ずしも日照時間を反映する訳ではないけれど、ひと月の半分の日数も観測できてない春は概ね日照が足りてないようですね。もっとも、この程度の変動は自然の揺らぎの範囲内なのでしょう。
米や野菜を植え、成長をスタートさせるこの時期の日照は大切。星や太陽が観察できないことよりも、畑や田んぼのほうがよほど心配になります。自給すらままならない日本の農業なのに、古米はおいしくないなんて言ったらバチ当たりますよ。雨も日差しも目論見通りに行きません。空を見て、太陽や星を浴びて、自然の変化をよく感じ取って、それを社会判断に反映したいものです。
※気象庁の統計では、2021年5月19日以降は現在用いらていれる平年値(1991年から2020年まで30年間の平均値に基づく)、それ以前は1981年から2010年まで30年間の平均値に基づく平年値が基準です。10年ごとに若干の変動がありますのでご注意。
今日の太陽 ― 2025/06/01
今日の太陽 ― 2025/06/02
昨夜から今朝は雨時々曇り。朝からも雲多めの天気です。昼過ぎに少しだけ雲間が出てきたので、辛抱強く待って太陽を観察。
左は13:50過ぎの撮影。細かく散らばっている活動領域14100は左半球へ入り、ゆっくり移動しています。プラージュが明るいですね。左端にもプラージュが見えてきましたが、今のところここに黒点はありません。左上のプロミネンスが素晴らしい。
一昨日に発生した「ほぼXクラス」のフレア(左図参照/NOAAサイトから引用)が原因と思われる低緯度オーロラが昨夜発生したようで、北米やカナダを中心にたくさんの目撃情報や画像が飛び交いました。日本でも弱いながら関東圏の緯度あたりまで見えたとのこと。雨が降ってなかったら見えたかなあ?
左は13:50過ぎの撮影。細かく散らばっている活動領域14100は左半球へ入り、ゆっくり移動しています。プラージュが明るいですね。左端にもプラージュが見えてきましたが、今のところここに黒点はありません。左上のプロミネンスが素晴らしい。
一昨日に発生した「ほぼXクラス」のフレア(左図参照/NOAAサイトから引用)が原因と思われる低緯度オーロラが昨夜発生したようで、北米やカナダを中心にたくさんの目撃情報や画像が飛び交いました。日本でも弱いながら関東圏の緯度あたりまで見えたとのこと。雨が降ってなかったら見えたかなあ?