HAKUTOが降り立てなかった氷の海 ― 2025/06/06
昨夕から夜半まで晴れの予報でした。珍しく月が見える時間帯の晴れ間だったので、HAKUTO再挑戦に併せて望遠鏡を向けてみました。
雲は無いものの生憎昼間の風が残っており、望遠鏡が揺さぶられました。それがなかったとしてもシーイングが初冬並に悪く残念。それでも月を見るのがとても久しぶりでアドレナリン出まくりでした。
左画像はHAKUTOが目指していた氷の海付近(プラトーの右上)。翌朝の報道で失敗したことを知り残念な思いですが、ひとつひとつの失敗を糧に次の目標に取り組むしかありません。
南西に少し傾いたころ全景も撮ってみました。右画像は5日21:30頃の撮影で、太陽黄経差は約116.24°、撮影高度は約37.89°、月齢は9.39。宵よりもシーイングが悪化、天気がゆっくり下っているのが分かりました。欠け際は見所がたくさんですね。
左画像はHAKUTOランディングポイントのほか何ヶ所か撮影したうちの一枚。アペニン山脈はすっかり明るく、コペルニクスはちょうど夜明けです。すぐ上にあるQuincunx(→2024年3月20日記事参照)は少し遅過ぎ、サイコロの5の目よりもたくさんの点が見えてしまっていました。
ティコやマギヌス、クラビウスなどが朝を迎えた南部もなかなか素晴らしい。もうちょっとシーイングが良ければなぁ…。
夜半に月が沈む頃にはもう空が薄雲に覆われ、その後は★も全く見えなくなりました。
雲は無いものの生憎昼間の風が残っており、望遠鏡が揺さぶられました。それがなかったとしてもシーイングが初冬並に悪く残念。それでも月を見るのがとても久しぶりでアドレナリン出まくりでした。
左画像はHAKUTOが目指していた氷の海付近(プラトーの右上)。翌朝の報道で失敗したことを知り残念な思いですが、ひとつひとつの失敗を糧に次の目標に取り組むしかありません。
南西に少し傾いたころ全景も撮ってみました。右画像は5日21:30頃の撮影で、太陽黄経差は約116.24°、撮影高度は約37.89°、月齢は9.39。宵よりもシーイングが悪化、天気がゆっくり下っているのが分かりました。欠け際は見所がたくさんですね。
左画像はHAKUTOランディングポイントのほか何ヶ所か撮影したうちの一枚。アペニン山脈はすっかり明るく、コペルニクスはちょうど夜明けです。すぐ上にあるQuincunx(→2024年3月20日記事参照)は少し遅過ぎ、サイコロの5の目よりもたくさんの点が見えてしまっていました。
ティコやマギヌス、クラビウスなどが朝を迎えた南部もなかなか素晴らしい。もうちょっとシーイングが良ければなぁ…。
夜半に月が沈む頃にはもう空が薄雲に覆われ、その後は★も全く見えなくなりました。