満月半日後のまるい月2026/07/01

20260630_18606月
昨夜は満月直後の月が空を飾りました。

夕方から近県に湧いたゲリラ雷雨エリアがだんだん接近し、気が気ではありませんでした。でも結局本体がやって来ることはありませんでした。代わりに鉄床雲の雲底が大きく広がり、空を半分以上覆ってしまいました。前夜と違い月周囲は辛うじて残っていたので、急いで機材をセット。なんとか観察撮影できました。

左は30日22:11頃の撮影で、太陽黄経差は約186.06°、撮影高度は約20.81°、月齢は15.43。満月瞬時から13時間以上経っており、下弦側に影が移り始めています。秤動変化もあってフンボルト海が急速に影の中へ。ガウスも夕方の日差しです。今後は右下側が良く見えるようになり、東の海も顔を出し始めるでしょう。

満月半日前の月2026/06/30

20260629_17510月
昨夜から今朝は雲が多く、明け方には少し霧も発生しました。30日9時前に満月ということで、前夜21時ごろから粘りに粘り、数分程度のフレームを取得できました。ただ雲越しなので像に絞まりがありません。

左は29日22:10頃の撮影で、太陽黄経差は約175.10°、撮影高度は約23.37°、月齢は14.43。左辺から上辺にかけてわずかに欠け残っています。なにしろ今年一番赤緯が低い満月ですので、当地では南中時の高度がたったの25.5°。拡大してみても川底を見ているようでした。

6月頃やってくる最低高度の満月期も、来年辺りから少しずつ高くなるでしょう。せめてアンタレスよりは高くなってほしいなぁと願うばかり。

宵の西天と明けの東天は楽しい2026/06/14

20260613宵の西空
昨宵と今日明け方はどちらも眺めておきたい空でした。幸か不幸か雲が少なくなりつつあったのですが、大病を患っている身で両方を得るにはかなり体力を使います。健常者にとってササッと済むことでも、時間をかけ体力を振り絞って進めなくてはなりません。おそらく何方にも理解してもらえない感覚でしょう。

それはともかく、昨夕は近隣に小規模な雷雲があり、ひとつ間違えば雨の通り道になりそうな状態でした。でもそれなりに晴れ間がありましたから、金星と木星がどうなったか観察に行きました。低空に雲があって次第に上空へ広がっていたため、水星は肉眼で見えず。ただ、あとで画像を確認したらすれすれで写っていました。カストルとポルックスも辛うじて写りました。13日宵はまだ金星・木星離角がカストル・ポルックス離角を下回っていましたが、翌14日は上回ってしまいます。

20260614明け方の東空
お次は本日夜明けの極細月。雲は少なかったものの、相変わらず湿度が高くてところどころ霧が立ち込めています。一朔望程度は見えるとふんで、カメラを担いで出かけました。

月に先行してプレアデス星団が登っていました。北米西海岸あたりでは月によるプレアデス掩蔽が起こったはずです。でも肉眼では星団どころか月も火星も見えません。土星あたりがようやく見える状態です。双眼鏡で丹念に探していたらようやく月が見えてきました。100枚ほど撮ったところで霧やモヤが濃くなり、上空の雲も多くなってきました。束の間でも細月が見えたことに感謝。

今年最小&5月二回目の満月2026/06/01

20260531満月
昨夜は5月2日に続いて二回目の満月でした。また、今年の満月では最小視直径(最遠)、最小黄緯、最小輝面率でもありました。これだけ揃うのも珍しい?

夜になっても良く晴れてましたので、南中を待って撮影。左は31日23:30頃の撮影で、太陽黄経差は約182.64°、撮影高度は約25.91°、月齢は14.77。南中なのに26°未満とは。黄緯最南通過が31日の5:32、赤緯最南は6月2日の1:48というタイミングなので、これでもかという低さなんです。最小黄緯と言うことは白道が黄道から南へ大きく離れることを意味しますから、輝面率が下がるのも納得でしょう。

二回目の満月は、いわゆる「月間重複ルール(間違い解釈)」に基づくブルームーン。また、今年最小の満月を指してマイクロムーンなる呼称も広まってるようです。ただ、どちらも国立天文台で使われるような学術用語ではありません。なぜストレートに「二回目の満月」「今年最小の満月」と言えないのか不思議です。特に公共施設からのアナウンスではあまり使ってほしくないですねぇ。

撮影した時刻は満月瞬時から6時間ほど過ぎていましたから、北極側にできている影が少し時計回りにシフトしているのが分かります。影ができる位置は最終的に右サイドへ移りながら広がって、次第に下弦の月へと向かいます。