光害地での天体撮影(冬の南天に広がる星雲)2017/11/22

20171122馬頭星雲からオリオン大星雲
勤労感謝の日に向かって次第に天気が崩れる予報でしたが、昨夕はまだよい星空でした。夜半頃起きだして何か観察しようと思いましたが、ここ数日ひととおり彗星ばかり撮影したので、今日は違うものを…と悩んでしまいました。

登ってきたシリウスを仰いでいるうちに、久しく「わし星雲(かもめ星雲)」すなわちIC2177を撮ってないなぁ…前に撮ったのは学生の頃フィルムカメラだったかなぁ…何十年前かなぁ(笑)…撮ってみようかなぁ…と連想が進み、撮影してみることにしました。

と言っても機材を準備した0時時点でまだ低かったので、小手調べとしてオリオン座の三つ星下に広がる馬頭星雲や燃える木、大星雲あたりまでを1枚に収めてみました(左画像)。約90分露出で、光害カットフィルターのみの使用です。ストレートに撮ると大星雲の高輝度部分が白飛びしますが、今回は撮影練習と言うことで未対処。

派手目な処理は好きではないけれど、光害あふれる平地でどこまで写っているか確かめるのに、ガチガチに仕上げてみました。うーん…。いまいち。見えないものが写るというのはワクワクしますが、いっぽうで「なんか違う…」という思いもあるんです。目的にもよるんですけどね。なお大星雲南側に左右に流れる傷のような淡い線が見えますが、これはたくさんの静止衛星と思われます。

20171122_IC2177付近
さて、やっとIC2177が南中前の時間になりました。本当に写したかったのはこっちです。2時間露出の設定で開始したところ、わずか20分で南から雲がやってきて、あっと言う間に全天曇ってしまいました。右画像は使えるコマだけで合成したもの。ザラザラですね…。うーむ、残念。またいつかリベンジしましょう。

IC2177は撮影者によって構図、画像処理、画角などがかなりバラバラ。これほど「定番」がない星雲も珍しいでしょう。鳥の形に見せるため故意に傾けたり、中心部のアップだったり、冬銀河と一緒に広写野で撮影したり…。右はIC2177の赤い星雲だけでなく、NGC2353やNGC2345などの美しい散開星団を一緒に収めるため、意図的に星雲を右へシフトしています。

天の赤道より南にある天体を当地で撮ると、必ず画像南側が大きくかぶります。街灯やカラオケ屋の光は「不夜城」のごとく明け方近くまで容赦ありません。南の空にも面白い天体はたくさんありますが、どうやっても光害は避けられないわけです。南側の淡い星雲をカメラに収めるのは果てしない努力と飽くなき探究心が必要ですね。(※右画像はあれこれいじって光害カブリを誤魔化しています。)

参考:
光害地での天体撮影(しし座の三連銀河)(2017/03/01)
光害地での天体撮影(かみのけ座のNGC4565)(2017/03/02)


虹星カペラと星の瞬き[3]2017/11/13


ぎょしゃ座のカペラが低空でカラフルに輝く「虹星」の調査、3回目(最終回)です。今回は「カペラが低空に位置する以外に虹星たる理由はあるか」を考えてみましょう。実は今までの記事で触れていなかったことがありました。1等星が低空に滞留する時間幅を調べる際に感じたのですが、「本当に見えるか」ということと、「その1等星がどの季節に低空なのか」という現実的な面です。自然は計算だけで語れませんから、これは意外に重用かと思います。

左下画像は同一カメラで撮影した、茨城と沖縄との南空比較です。地平線を揃えてあるので、恒星高度差はまさに緯度の違いを物語っています。さて、実は茨城からカノープスは見えるのですがこの画像には写っていません。かなり低空まで開けた場所で撮ってますが、それでも森に隠れてしまってます。茨城からカノープスを見るには見晴らしよい屋上や高い丘を利用したり、霞ヶ浦北岸など南方向の視程が良い場所で探す必要があるんです。

南天の星の見え方と緯度
前回示したグラフで計算上はカペラ並みに低空滞留時間幅があると分かりますが、実際に見えるかどうかは別問題。天気の要素も加味すると「カノープスは茨城からほとんど見えない星」と言っても過言ではありません。

いっぽう沖縄では時期さえ選べば低空に雲があってもチラッと顔を出すような高さ。個人的には水星よりずっと見やすいという印象があります。この様な現実から「本州以北でカノープスが『虹星』になる可能性は極めて少ない」と言えるでしょう。

よくニュースで「宵の明星をUFOと見間違えた」なんて笑い話が定期的に世間を騒がせますね。これはつまり「空に詳しくない多くの方が、宵の明星が目に入る時間帯に屋外にいる」ことを示しています。もし「明けの明星」だったらどうでしょう?「明け方3時ごろ東の空にUFOが見えた」という話は全く聞きませんね。星に興味の無いほとんどの方は、明け方寝ているからです。こうした標準的な人間生活は星の呼び方にも影響するのではないでしょうか。学者や天文愛好家が愛称を付けるなら時間帯など関係ないかも知れませんが、一般的な呼称は多くの場合、市民の視線が集中する夕方や宵などの状況が色濃く反映されると思われます。

もちろんこれは些細な考えに過ぎません。でもまぁ、この考えに従って1等星をあらためて見てみましょう。下の図は北天代表としてカペラとデネブ、南天代表としてアンタレスを例に、札幌市、つくば市、那覇市それぞれで「高度20°以下に見える時間帯」を1年間計算したものです。横軸は日付、縦軸は1日の時刻で、下から上、左から右へ時が流れます。1等星が輝く航海薄明・航海薄暮を昼夜境界とし、薄茶色のところが低空に見える時間帯を表します。

1日24時間に対し1恒星日は約4分短いので、低空に見える時刻が少しずつ早まる様子が分かりますね。観察地によって低空滞留時間幅が異なるのは前記事のグラフで示した通りですが、ここで注目したいのは「季節のずれ」。カペラは晩秋から初冬に航海薄暮直後の宵空低空に昇り、都合が良いことに「空気が揺れやすい冬の瞬きシーズン」に差しかかっています。対してデネブが昇り始めるのは晩春から初夏のころ。瞬きシーズンは終わりに近く、更に日本では梅雨時に重なるので「デネブが宵空低空で『虹星』になるチャンスはカペラより少ない」と予想できるでしょう。赤緯がカペラとほぼ同じなのにデネブが虹星と呼ばれないのは、こんな理由があるのかも知れません。

【1等星が低空に見える時期・時刻・観測地の関係】
  札幌 つくば 那覇
カペラ
カペラ・札幌
カペラ・つくば
カペラ・那覇
デネブ
デネブ・札幌
デネブ・つくば
デネブ・那覇
アンタ
レス
アンタレス・札幌
アンタレス・つくば
アンタレス・那覇


また時間帯に注目すると、デネブはカペラより2時間も遅いことが分かります。どの観察地であれ19時を過ぎてしまうので、もう家に入っているか、すでに酔っ払って街明かりが虹色に見えるか(笑)、仕事疲れでうつむいて帰宅といった状況も多いのではないでしょうか。偏見かな?

20171025・1等星の虹色比較
「虹星」の呼称が現代日本で生まれたわけじゃないですから、これらの説は半分くらい眉唾もの。ですが、「カペラは低空に長く見えるからじゃない?」と受け売りのひと言で片付けるのでなく、こうして複合的に様々な可能性を考え深めてゆくことはとても大事な気がします。私たちは大抵、ぼんやりした理解ではっきり確かめないまま先へ進んでしまうことが多いですから。

最後にもうひとつ、恒星自身の色のことです。ご存じのように1等星を見比べるとオレンジや赤に片寄っていたり、青白かったりと、差があります。またあまりにも低空だと1等星どころか金星などでも青や緑成分がそぎ落とされ、全て夕日色になってしまいます。左画像は低空で虹色になっている各1等星を「流し撮り」で撮り比べたもの。線状の軌跡はおよそ2、3秒の通過です。赤い星で有名なオリオン座のベテルギウスは虹色の変化も赤や黄色が多く、青はほとんどありません。反対に青白いこと座のベガは赤やオレンジに変わる瞬間が少ないです。

つまり、まんべんなく七色に変わるには大元の光に可視光全域が偏らず入っている必要がありますよね。この点カペラは太陽とそっくりなスペクトルですから申し分ありません。前述の時期的要素や人間側の都合も考慮すれば、「カペラは日本から見える1等星の中で最も優れた虹星」と言えるのではないでしょうか。(おわり)

【おまけ】

大げさな機材を使わなくても、1等星の虹星状態を撮影することができます。下の2例は軽望遠レンズ+APS-C一眼レフを、三脚無しで1等星に向けて手持ち撮影したもの。意図的に揺らしています。高度おおよそ10°から20°(ほんの少し見上げる程度の高さ)の範囲にある1等星が虹色に写しやすく、それより高いと虹分離が少ないしカメラを構えるのも負担、また低すぎても暗くて写りにくいし盗撮とも誤解されますからご注意(笑)

レンズは100mmから200mm程度、ピント無限大(オートフォーカスは外す)、感度は最低(ISO100から200程度で十分)、5秒程度の露出です。撮影地や方角で光害の程度が変わるので、絞りを調整してください。「真っ黒の背景に恒星軌跡がうっすら写る」程度が良い写し方です。軌跡がクッキリ白飛びしたり、背景が明るい場合は虹色にならないので失敗です。ズームコンパクトカメラでもできるし、慣れればもっと大きなレンズやフリークランプの望遠鏡でもできますよ。仕上げるときはなるべく背景がニュートラルになるようにした後、輝度や彩度を調整してください。

この撮影方法を初めて知ったのは数年前、SpaceWeatherサイトのギャラリーでした。わざと揺らしたり、文字や模様を描いたり…月光や薄雲があっても何とか撮影できちゃいます。とても面白く遊び感覚で試せますから、ぜひどうぞ。

  • 20171009シリウス・フリーハンド撮影

    シリウス・手持ち撮影
  • 20171008アルクトゥルス・フリーハンド撮影

    アルクトゥルス・手持ち撮影


秋分の太陽位置は春分と何が違うの?2017/09/23

20170923太陽
昨夜から今朝まで雨が続きました。今日も昼過ぎまでは日差しの少ないお天気。午後遅くなってようやく青空が広がったため、太陽観察をしました。

20170923太陽リム
左の太陽は15:15頃の撮影。活動領域12680はもう確認できません。12681は昨日とあまり変わらない雰囲気。中央右寄りにやや活発な領域が見えます。左リムに大きめのプロミネンスが見え始まりました。楽しみですね。右リムにも小さいけれど明るいプロミネンスが見えました。

20170923秋分の日
さて、今日は秋分。昨日から北東の風が舞い込んでいるせいか、空気が冷たく感じます。さすがは「暑さ寒さも彼岸まで」ですね。14時台まで雲量が8割ほどあってパッとしませんでしたが、15時前頃から西空に爽やかな青空が現れ、ものの30分で雲が激減しました(左画像)。長続きしそうにない晴れ間だけれど、一時でも気持ちよい空を仰げることはありがたいですね。

最高気温が22度という低さの割に、秋虫に混ざってまだツクツクボウシの鳴き声が聞こえます。遅く生まれたセミはこんな気温でも生きてゆくしかないのでしょう。近所にあったヒガンバナの花壇、今年は刈り取られてしまったのか全く咲きませんでした。季節感が少しだけ撹乱されてしまってます。

ところで、秋分も春分も昼夜がほぼ同じ時間と説明され、ほぼ真東から登って真西に沈むという状況も一緒です。太陽が真東から登って真西に沈むということは、「太陽が天の赤道に沿って日周する」ということを意味します。では秋分と春分とそれぞれの見かけ上の太陽位置は「天の赤道上で全く同じ」なのでしょうか?

2017年アナレンマ・つくば市
右に、当ブログで度々登場する太陽位置変化(アナレンマ)のグラフを示しました(→記事末の参考リンク参照)。2017年の茨城県つくば市を例に、毎日・毎正時ごとに太陽高度・方位を計算して図にしたものです。直交座標でのプロットで、高さは0°(水平)から90°(天頂)まで、方位は0°(北)から東(90°)まわりで360°(北に戻る)までです。赤いドットは二十四節気の位置を表し、夏至と冬至は大きく目立つようにしました。

ひとつの時刻、例えば正午12:00に注目すると、太陽は1年かけて「長細い8の字」を空に描きます。これがアナレンマ。夏至前後では右(西)から左(東)へ位置が変化し、途中でクロスするため冬至前後も変化の向きは右(西)から左(東)となります。アナレンマが天の赤道と交差する場所が秋分と春分なのですが、この図から分かるようにそれぞれの太陽位置には明らかな差があるのですね。

私たちはこの差を「位置差」としてではなく、「時間差」として感じます。秋分と春分は空を通るコースがほぼ一緒にも関わらず、秋分のほうが日の出も、南中時刻も、日の入りも、春分より早いのです。このつくば市の例では南中時刻が約15分違う計算でした。みなさんがお住まいの場所で何がどれくらい違うのか、ユーティリティ「太陽と月の時刻表」を使って調べてみてください。2015年10月1日の記事で「秋の日はつるべ落とし」の理由を幾つか考えましたが、「日没後の同時刻を比べると、春より秋のほうが空は暗い」と言う今回の結論は理由のひとつに挙げられそうですね。

暦や時計を見なくてもこの時間差を感じ取れるようになれば、私たちは虫や草花に負けないような、季節に鋭敏な感覚を身につけられるかも知れませんよ。似て非なるもの、それが秋分と春分なのでした。


春分と秋分とでの衛星画像の差
(余談)
左は気象衛星ひまわり画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。2017年の春分と秋分それぞれの、1:00・2:00・3:00における全球画像を並べたものです。

上に述べた「時間差」は、毎日定刻に地球を撮影しているひまわりでも可視光画像の差として現れます。欠け際を注意深く見ると、春分よりも秋分のほうが先行して朝がやってきていることが分かるでしょう。わずかな差なので1枚だけ見ていると全く気が付けませんが、こうして並べればよく分かりますね。

もちろん昼近くに良く見えるサングリント(海面での太陽光反射)の位置や、日没側の欠け際の進行なども異なります。機会があればぜひ比較してみてください。

参考:
日出没・暦関連の記事(ブログ内)


土用の丑の日が2回ある2017年2017/07/25

白いツユクサ(2008/7/23撮影)
土用三郎という言葉があります。夏土用の入りから三日目が晴れたら豊作、というような占いの一種ですね。もちろん裏付けのない言い伝えみたいなものですが、科学的手段の無い時代にこういった事を真剣に考えていた昔の人は、日常的に環境と向き合って法則性を読み取ろうとしてたと思います。実際に向き合うことがほとんど無いままデータばかりに頼っている現代の人々と比べて、どれほど自然に真摯だったことでしょうか。

今年の夏土用入りは7月19日でしたから、土用三郎は21日。一時的なゲリラ豪雨を除けば概ね全国的に晴れたのですが、夕方から北海道で大雨となり、翌日の東北豪雨に結びついています。豊作は…無理そうかな?干支などを組み合わせた「選日」で吉凶や豊凶を案ずることは結構あって、農業ならば「彼岸太郎(彼岸の入り日)、八専次郎(八専の二日目※)、土用三郎(夏土用の三日目)、寒四郎(寒の入りから四日目)」が一連の言葉として、好天を願う日になっています。(※八専の決め方はややこしいのでここには書きませんが、2017年の八専の二日目は1月27日・3月28日・5月27日・7月26日・9月24日・11月23日です。)

十干十二支を様々に駆使して生活に役立てた名残のひとつが、本日の「土用の丑の日」。夏土用(立秋前日までの18日または19日間)の間に「丑の日」がやってきたら、土用の丑の日です。十干は10種(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)、十二支は12種(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)。これらを組み合わせた60種(→記事末の一覧表参照)を数字代わりにしたり、物事を占います。解説サイト等ではこれを60進法と説明してる事がほとんどなのですが、よくよく考えると10進×12進法という「2つの桁で違う底を使った特殊な数え方」になっています。ややこしいけれど、これがいかに優れた考え方なのかは使ってみると分かるでしょう。

幻の大正16年暦(東京天文台)
「土用の丑の日」で使われるのは「日干支」と呼ばれる「日付の通し番号」としての干支。「甲子」からスタートし、「乙丑」「丙寅」…、「癸亥」まで60日。その後最初に戻ってくり返されます。干支が発明された3000年以上前から現在まで途切れることなく続く脅威的なカウンターですよ。この数え方では夏土用約19日間に十二支が1周期半入りますから、丑の日は最低でも1回、うまくすれば2回やってくるのです。今年は2回、つまり「二の丑」がある夏です。右は東京天文台(現・国立天文台)編による使われることのなかった幻の「大正十六年歴」。1月最初のページですが、各日の曜日下に日干支が載っていますね。(※大正16年=1927年相当。)

2015年の記事で掲載した下表を再掲載します。ただし付加情報として、丑の日の「日干支」も併せて記入しました。同じ丑の日でも「一の丑」と「二の丑」とでは干支が違うのです。私がこども時代に過ごした田舎の実家には必ず日干支が載ったカレンダーがあちこちに貼ってありました。子供心に「何の事だろう?」といつも思っていたのです。下の二番目の表のように、日干支の他に「月干支」(2017年7月は戊申)、「年干支」(2017年は丁酉)の数え方もありますよ。

【土用の丑の日・2000-2030年】
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2000年7月19日(水) 18:1719日7月30日(日)己丑8月7日(月) 14:04
2001年7月20日(金) 0:0318日7月25日(水)己丑8月6日(月)辛丑8月7日(火) 19:52
2002年7月20日(土) 5:4819日7月20日(土)己丑8月1日(木)辛丑8月8日(木) 1:39
2003年7月20日(日) 11:3919日7月27日(日)辛丑8月8日(金) 7:24
2004年7月19日(月) 17:2619日7月21日(水)辛丑8月2日(月)癸丑8月7日(土) 13:20
2005年7月19日(火) 23:1419日7月28日(木)癸丑8月7日(日) 19:04
2006年7月20日(木) 4:5419日7月23日(日)癸丑8月4日(金)乙丑8月8日(火) 0:41
2007年7月20日(金) 10:3519日7月30日(月)乙丑8月8日(水) 6:31
2008年7月19日(土) 16:2819日7月24日(木)乙丑8月5日(火)丁丑8月7日(木) 12:16
2009年7月19日(日) 22:1319日7月19日(日)乙丑7月31日(金)丁丑8月7日(金) 18:02
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2010年7月20日(火) 3:5518日7月26日(月)丁丑8月7日(土) 23:49
2011年7月20日(水) 9:4519日7月21日(木)丁丑8月2日(火)己丑8月8日(月) 5:33
2012年7月19日(木) 15:3719日7月27日(金)己丑8月7日(火) 11:31
2013年7月19日(金) 21:2919日7月22日(月)己丑8月3日(土)辛丑8月7日(水) 17:20
2014年7月20日(日) 3:1718日7月29日(火)辛丑8月7日(木) 23:03
2015年7月20日(月) 9:0719日7月24日(金)辛丑8月5日(水)癸丑8月8日(土) 5:02
2016年7月19日(火) 15:0419日7月30日(土)癸丑8月7日(日) 10:54
2017年7月19日(水) 20:5219日7月25日(火)癸丑8月6日(日)乙丑8月7日(月) 16:41
2018年7月20日(金) 2:3418日7月20日(金)癸丑8月1日(水)乙丑8月7日(火) 22:31
2019年7月20日(土) 8:2419日7月27日(土)乙丑8月8日(木) 4:13
夏土用の入り土用日数一の丑二の丑立秋
2020年7月19日(日) 14:1419日7月21日(火)乙丑8月2日(日)丁丑8月7日(金) 10:08
2021年7月19日(月) 20:0019日7月28日(水)丁丑8月7日(土) 15:55
2022年7月20日(水) 1:4318日7月23日(土)丁丑8月4日(木)己丑8月7日(日) 21:30
2023年7月20日(木) 7:2719日7月30日(日)己丑8月8日(火) 3:24
2024年7月19日(金) 13:1919日7月24日(水)己丑8月5日(月)辛丑8月7日(水) 9:11
2025年7月19日(土) 19:0719日7月19日(土)己丑7月31日(木)辛丑8月7日(木) 14:53
2026年7月20日(月) 0:4918日7月26日(日)辛丑8月7日(金) 20:44
2027年7月20日(火) 6:3919日7月21日(水)辛丑8月2日(月)癸丑8月8日(日) 2:28
2028年7月19日(水) 12:3219日7月27日(木)癸丑8月7日(月) 8:23
2029年7月19日(木) 18:1719日7月22日(日)癸丑8月3日(金)乙丑8月7日(火) 14:13
2030年7月20日(土) 0:0018日7月29日(月)乙丑8月7日(水) 19:49

  • 夏土用の入りは太陽黄経が117度に達した瞬間、立秋は同じく135度に達した瞬間として天文計算しています。
  • 土用は四立(立春・立夏・立秋・立冬)の前日まで、18日か19日程度の期間(四立との太陽黄経差18度以内)の総称です。
  • 土用は夏だけではありません。


【年干支と月干支の一覧・2000-2030年】
年干支月干支
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2000年庚辰戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2001年辛巳庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2002年壬午壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2003年癸未甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2004年甲申丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
2005年乙酉戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2006年丙戌庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2007年丁亥壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2008年戊子甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2009年己丑丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
年干支月干支
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2010年庚寅戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2011年辛卯庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2012年壬辰壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2013年癸巳甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2014年甲午丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
2015年乙未戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2016年丙申庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2017年丁酉壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2018年戊戌甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2019年己亥丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
年干支月干支
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年庚子戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2021年辛丑庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2022年壬寅壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2023年癸卯甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2024年甲辰丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
2025年乙巳戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑
2026年丙午庚寅辛卯壬辰癸巳甲午乙未丙申丁酉戊戌己亥庚子辛丑
2027年丁未壬寅癸卯甲辰乙巳丙午丁未戊申己酉庚戌辛亥壬子癸丑
2028年戊申甲寅乙卯丙辰丁巳戊午己未庚申辛酉壬戌癸亥甲子乙丑
2029年己酉丙寅丁卯戊辰己巳庚午辛未壬申癸酉甲戌乙亥丙子丁丑
2030年庚戌戊寅己卯庚辰辛巳壬午癸未甲申乙酉丙戌丁亥戊子己丑

  • 年干支は年を干支で数えるやり方です。例えば「戊辰戦争」は年干支が「戊辰」であった1868年(明治元年)に開戦された戦争です。
  • 月干支は年を干支で数えるやり方です。12ヶ月が十二支に対応しますが、1月の開始は「寅」からです。いっぽう十干の桁は10ヶ月ごとのループなので、翌年の同じ月とは重なりません。一致するのは60ヶ月毎です。


【干支の順】
番号干支十干陰陽五行十二支
1甲子(きのえね/かっし)甲(こう)木の兄(きのえ)子(ね/し)
2乙丑(きのとうし/いっちゅう)乙(おつ)木の弟(きのと)丑(うし/ちゅう)
3丙寅(ひのえとら/へいいん)丙(へい)火の兄(ひのえ)寅(とら/いん)
4丁卯(ひのとう/ていぼう)丁(てい)火の弟(ひのと)卯(う/ぼう)
5戊辰(つちのえたつ/ぼしん)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)辰(たつ/しん)
6己巳(つちのとみ/きし)己(き)土の弟(つちのと)巳(み/し)
7庚午(かのえうま/こうご)庚(こう)金の兄(かのえ)午(うま/ご)
8辛未(かのとひつじ/しんび)辛(しん)金の弟(かのと)未(ひつじ/び)
9壬申(みずのえさる/じんしん)壬(じん)水の兄(みずのえ)申(さる/しん)
10癸酉(みずのととり/きゆう)癸(き)水の弟(みずのと)酉(とり/ゆう)
11甲戌(きのえいぬ/こうじゅつ)甲(こう)木の兄(きのえ)戌(いぬ/じゅつ)
12乙亥(きのとい/いつがい)乙(おつ)木の弟(きのと)亥(い/がい)
13丙子(ひのえね/へいし)丙(へい)火の兄(ひのえ)子(ね/し)
14丁丑(ひのとうし/ていちゅう)丁(てい)火の弟(ひのと)丑(うし/ちゅう)
15戊寅(つちのえとら/ぼいん)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)寅(とら/いん)
16己卯(つちのとう/きぼう)己(き)土の弟(つちのと)卯(う/ぼう)
17庚辰(かのえたつ/こうしん)庚(こう)金の兄(かのえ)辰(たつ/しん)
18辛巳(かのとみ/しんし)辛(しん)金の弟(かのと)巳(み/し)
19壬午(みずのえうま/じんご)壬(じん)水の兄(みずのえ)午(うま/ご)
20癸未(みずのとひつじ/きび)癸(き)水の弟(みずのと)未(ひつじ/び)
21甲申(きのえさる/こうしん)甲(こう)木の兄(きのえ)申(さる/しん)
22乙酉(きのととり/いつゆう)乙(おつ)木の弟(きのと)酉(とり/ゆう)
23丙戌(ひのえいぬ/へいじゅつ)丙(へい)火の兄(ひのえ)戌(いぬ/じゅつ)
24丁亥(ひのとい/ていがい)丁(てい)火の弟(ひのと)亥(い/がい)
25戊子(つちのえね/ぼし)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)子(ね/し)
26己丑(つちのとうし/きちゅう)己(き)土の弟(つちのと)丑(うし/ちゅう)
27庚寅(かのえとら/こういん)庚(こう)金の兄(かのえ)寅(とら/いん)
28辛卯(かのとう/しんぼう)辛(しん)金の弟(かのと)卯(う/ぼう)
29壬辰(みずのえたつ/じんしん)壬(じん)水の兄(みずのえ)辰(たつ/しん)
30癸巳(みずのとみ/きし)癸(き)水の弟(みずのと)巳(み/し)
31甲午(きのえうま/こうご)甲(こう)木の兄(きのえ)午(うま/ご)
32乙未(きのとひつじ/いつび)乙(おつ)木の弟(きのと)未(ひつじ/び)
33丙申(ひのえさる/へいしん)丙(へい)火の兄(ひのえ)申(さる/しん)
34丁酉(ひのととり/ていゆう)丁(てい)火の弟(ひのと)酉(とり/ゆう)
35戊戌(つちのえいぬ/ぼじゅつ)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)戌(いぬ/じゅつ)
36己亥(つちのとい/きがい)己(き)土の弟(つちのと)亥(い/がい)
37庚子(かのえね/こうし)庚(こう)金の兄(かのえ)子(ね/し)
38辛丑(かのとうし/しんちゅう)辛(しん)金の弟(かのと)丑(うし/ちゅう)
39壬寅(みずのえとら/じんいん)壬(じん)水の兄(みずのえ)寅(とら/いん)
40癸卯(みずのとう/きぼう)癸(き)水の弟(みずのと)卯(う/ぼう)
41甲辰(きのえたつ/こうしん)甲(こう)木の兄(きのえ)辰(たつ/しん)
42乙巳(きのとみ/いつし)乙(おつ)木の弟(きのと)巳(み/し)
43丙午(ひのえうま/へいご)丙(へい)火の兄(ひのえ)午(うま/ご)
44丁未(ひのとひつじ/ていび)丁(てい)火の弟(ひのと)未(ひつじ/び)
45戊申(つちのえさる/ぼしん)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)申(さる/しん)
46己酉(つちのととり/きゆう)己(き)土の弟(つちのと)酉(とり/ゆう)
47庚戌(かのえいぬ/こうじゅつ)庚(こう)金の兄(かのえ)戌(いぬ/じゅつ)
48辛亥(かのとい/しんがい)辛(しん)金の弟(かのと)亥(い/がい)
49壬子(みずのえね/じんし)壬(じん)水の兄(みずのえ)子(ね/し)
50癸丑(みずのとうし/きちゅう)癸(き)水の弟(みずのと)丑(うし/ちゅう)
51甲寅(きのえとら/こういん)甲(こう)木の兄(きのえ)寅(とら/いん)
52乙卯(きのとう/いつぼう)乙(おつ)木の弟(きのと)卯(う/ぼう)
53丙辰(ひのえたつ/へいしん)丙(へい)火の兄(ひのえ)辰(たつ/しん)
54丁巳(ひのとみ/ていし)丁(てい)火の弟(ひのと)巳(み/し)
55戊午(つちのえうま/ぼご)戊(ぼ)土の兄(つちのえ)午(うま/ご)
56己未(つちのとひつじ/きび)己(き)土の弟(つちのと)未(ひつじ/び)
57庚申(かのえさる/こうしん)庚(こう)金の兄(かのえ)申(さる/しん)
58辛酉(かのととり/しんゆう)辛(しん)金の弟(かのと)酉(とり/ゆう)
59壬戌(みずのえいぬ/じんじゅつ)壬(じん)水の兄(みずのえ)戌(いぬ/じゅつ)
60癸亥(みずのとい/きがい)癸(き)水の弟(みずのと)亥(い/がい)

  • 干支=十干(陰陽五行)+十二支というルールになっています。読み方も同様です。
  • 陰陽五行は十干を五行(木・火・土・金・水)と陰陽(兄が陽・弟が陰)の掛け合わせで表現します。


参考:
ユーティリティ:空のこよみ