昨日は2016年の春分でした2016/03/21


2016春分
昨日は春分。前回の二至二分である「冬至」から約3ヶ月経ち、季節がまたひとつ巡ってきますね。一日良く晴れる予報だったのにさぼど晴れ間はなく、午後遅く一時的な晴れ間が出たのみでした。その割に気温は高く洗濯物がよく乾きます。夜になるとまた曇ってしまい、当地茨城県南では小雨まで降ってしまいました。

気象衛星ひまわり8号が稼働し始めてから、二至二分ごとに「気象衛星からみた地球の様子」を画像にしてきました。前回は2015年冬至の記事でしたが、昨年の冬至と昨日の春分とを今回も比較してみましょう(左画像・画像元:NICTサイエンスクラウド)。上下段とも右側から2時、6時、12時、18時、22時の画像を使っています。約3ヶ月でここまで変わりました。赤道に対して真上を太陽が通るようになり、かなり北極近くまで日が差しているのが見て取れますね。

2016春分
6時の画像を使って図解すると右のようになります。冬至の頃の太陽は南緯23.4°あたりの天頂を通過していました。そのぶん北極側に光が届かなかったわけです。でもこれから秋分を迎えるまで南北の立場は逆転するのです。

この季節の変化は地球の自転軸が公転面に対して垂直になってないために発生するものですが、そう言葉で言われてもサッと理解できない方は多いでしょう。ひまわり画像のビジュアルな体験は理解を助けてくれると思います。ありがたい時代になったものですね。

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