金星と水星はまだ十分近いです2018/03/06

20180306金星と水星
今夕も何とか晴れが持っていたので、帰宅後すぐにカメラを抱えて近所の見晴らしよい場所へ徒歩移動。西空にたなびく雲がありましたが、どうにか金星と水星は隠れずに待っていてくれました。上下が逆転し、水星のほうが高く見えています。

今回夕空での内惑星接近を撮り始めたのは3月1日からですが、6日間4回の撮影で段々時刻が遅くなり、今夕は最初の日より30分遅く撮影してもまだ高度に余裕がありました。時間だけでなく撮影場所も変化しています。前景は3月2日3月4日と似ていますが、惑星たちの居場所が日に日に変化するため、撮影している自分が日々数mから数十m移動して、前景とのバランスを確保しているのです

4日以降水星は少しずつ金星から遠ざかっていますが、それでも4°あまりしか離れません。(左画像の範囲に収まります。)そして3月19日までに再び接近(3°50′弱)しつつ低空へ向かいます。水星も金星も地球から見ると複雑な動きをするので、短期間に二度接近するようなことも起こるのです。まだご覧になってない方は探してみてくださいね。

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