今日の太陽と花粉光環2018/03/28

20180328太陽
昨夜は雲量7割程度の曇りでした。今朝からは晴れています。

20180328太陽リム
左は9:50前の太陽。活動領域はありません。左リムに何ヶ所かプロミネンスが出てきました。新たな領域に期待です。

20180328花粉光環
当地・茨城は最高気温が20度を越える日々。今日も花粉光環が見えていました(右画像)。

アーカイブ:茨城県の気象平年値の最高気温グラフやアーカイブ:茨城県つくば市の気象傾向の雨温図を見ると、最高気温が20度を越えるのは4月中旬から下旬。半月ほど先行した陽気になっています。全国的に暖かな週になっているようです。

黄砂のシーズンです2018/03/28

20180328黄砂
左画像をご覧ください。本日3月28日14:00撮影の気象衛星ひまわり画像です(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。朝鮮半島から北海道西沖を通り、カムチャッカ半島にかけて茶色の帯が見えますね。

可視バンド+近赤外バンドを組み合わせて見た目に近いように合成しましたが、明らかに雲とは違うものです。これはご存じ「黄砂」。ゆっくり東へ移動しており、今夜辺りに拡散したこの帯が北海道や東北地方に到達する見込みとのことです。

2017年4月23日記事に簡単な統計を示しましたが、黄砂は日本付近に雨が多い初夏から中秋までを除き、ほぼいつでも飛来する可能性があります。特に多いのは3月から5月。つまり今は黄砂シーズン真っ盛りなのです。全国的にPM2.5も時々多くなっています。ご注意くださいね。

20180328黄砂観測
(翌日追記)
結局日付を跨ぐ前に黄砂が到達したようです。右は気象庁サイトからの引用で、3月28日の黄砂観測実況図(地名書き込みは筆者)。これが2018年の初観測となります。

夕空で接近した金星と天王星2018/03/28

20180328金星と天王星の接近
ぼんやりした春の夕空で、金星と天王星が接近しました。当地・茨城は霞んでいたものの雲ひとつない天気だったので、無事観察することができました。

とは言え、天王星が見えるほど暗くなるまでに10度未満となってしまい、電線の隙間から辛うじて撮影する有様でした。両惑星の離角は約45′。満月直径の約1.5倍です。3月22日記事の画像でοPsc(うお座オミクロン星)と天王星の位置を基準に比べると、金星が大きく動いたことが分かります。(天王星は遠いので、金星に比べて動きがゆっくりです。)

両惑星は明日10時前頃になんと4′まで超接近するのですが、昼間のため見ることができません。夕方にはもう離れつつありますが、それでも今夕の半分程度まで接近しています。もし晴れたら探してみてくださいね。