2つの超新星の変化とパンスターズ彗星を観察2018/03/07

昨夜から今朝にかけ天気が少しずつ崩れてきたので、時々雲が湧く夜でした。雲は夜半過ぎにいったん収まりましたが、夕方以降の強い風は朝まで残りました。超新星など撮影したかったのでがんばってみましたが、ガイドエラーが目立ち、コンポジット作業だけで丸半日かかってしまいました。苦労した割に星像がボテッとしてしまいガッカリです。

下は撮影順に、NGC2146に出現した2018zd、NGC3941に出現した2018pv、それに、天の北極を回っているパンスターズ彗星(C/2016 N6)。2018zdはついに14等台中盤まで明るくなったようです。2018pvは2月下旬に13等前後でしたが、下画像ではそれより暗いようですね。パンスターズ彗星は現在12等前半。来年1月頃までこの光度を保つ予報です。

  • 20180307_2018zd_in_NGC2146

    2018zd in NGC2146
  • 20180307_2018pv_in_NGC3941

    2018pv in NGC3941
  • 20180307パンスターズ彗星(C/2016 N6)

    パンスターズ彗星(C/2016 N6)


今日の太陽2018/03/07

20180307太陽
明け方まで晴れましたが、明日木曜に向かって天気は下り坂。それでも午前中は雲間から太陽が顔を出してくれたので観察できました。今日は薄雲もあって花粉光環は見えません。

20180307太陽リム
左は10:45頃の太陽。活動領域はありません。左の赤道下あたりに何か起きそうに気もしますが、今のところ静穏です。プロミネンスが何ヶ所か確認出来ました。左上リムのものは大きくなるかな?