ユーティリティ:月面地形日照カレンダー1971/02/10


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  • 到達時刻・太陽方位角の文字色分けは観察地域での月高度を示します。月が沈んで見えない月高度10°未満20°未満30°未満40°未満50°未満60°未満60°以上となります。

  • 「文字地形」観察の場合、大雑把に言うと「見頃の目安となる日時が黄色明るいオレンジ色の文字で、かつ時刻が日没後のケースは最良条件」と言えるでしょう。水色青色文字の場合は低空なので、大気の揺らぎやモヤのため地形判別が困難な場合があります。「黄色明るいオレンジ色の文字だけれど日没前」というケースでは昼間の白い月として観察できるかも知れません。雲や霞がないクリアな青空の時は観察してみましょう。望遠鏡を太陽に向けないよう、くれぐれもご注意ください。

  • 「アポロ着陸地」観察の場合、上弦なら太陽高度5°程度から観察地周囲が明るくなってきます。2日間くらい観察しやすいでしょう。下弦なら暗くなる5°の日時ごろまでの2日間に観察しましょう。

  • 時刻表記が24時を越える場合があります。例えば9月7日36:45ならば、9月7日12:45+24:00=9月8日12:45のことです。一連の時刻が日付をまたぐ場合、この様に日付を変えず24時を越えて時刻加算する表記がしばしば使われます。

  • 太陽方位角は月面上での真北(月の北極方向)を0°として、東回りに測った角度です。真東は90°、真南は180°、真西は270°になります。この角度は対象地形の影方向が微妙に変わることを示します。(※地球から見た天の北極からの方向角(PA:Position Angle)ではありませんのでご注意!!)

  • 月面中央経度と緯度は、対象月面地形の太陽高度が0.0°になった瞬間における計算値です。地球中心から月面を見たとき、中央位置を月面経緯度で表した値で、秤動によって月面がどちらに向いているかを示します。月縁に近い地形の観察では見やすさを決める重要な値です。(※実際は観察者の位置と観察時刻によって変化する日周秤動が更に加わりますが、当サイトでは計算しません。)

  • 計算は自作プログラムによります。気軽に楽しむ目安程度の精度のため、精密観測には向きませんのでご了承ください。内容や仕様を予告なく変更することがあります。

  • 表の概要は目次ページに書いてありますから、そちらもお読みください。



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