夜半から晴れたので木星観察2023/10/20

20231020木星
昨夜から今朝も夜半まで雲が多く、夜半から明け方は快星。最近このパターンが多いですね。ただ昨日が暑かったからか湿度が高く、晴れていても透明度は低くて光害が目立つ夜空でした。またシーイングも低空飛行です。

日付が今日になった頃から大赤斑が見え始まったので、テレスコープイーストの状態で撮影・観察。この状態は背後の光害がPCを照らしてあまり好きではないのですが、仕方ない…。ひと晩前は尻上がりにシーイングが若干良くなったけれど、今回は逆に悪化しました。EBの細かな模様や大赤斑前後にある渦などがさっぱり分解しません。

今夜はガリレオ衛星の正三角(20日宵側)狭小四角(21日明け方側)とが両方起こります。残念ながら当地・茨城県南部は雨予報なのですが、みなさんのところで首尾よく見えるでしょうか?

今日の太陽2023/10/20

20231020太陽
朝のうち快晴でしたが、10時ごろから雲が出てきました。この頃には気温が夏日に達し、昼過ぎには風も8m/sあたりまで強くなり、とんでもない急変化です。

20231020太陽リム
左は9:20前の太陽。活動領域はどんどん寂しくなってますが、まぁ一時的なものでしょう。右上リムの小さくて力強いプロミネンスが目を引きます。右リムにも細かいものがたくさん見えますね。

気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は205、真夏日地点数は5、猛暑日地点数は0。昨日19日も真夏日地点が5ヶ所あったから、この二日間は「晩秋に差しかかっているのに暑い」というおかしな天気です。