2020年の台風3号発生、新たな熱帯低気圧も2020/08/01


20200801-1200JST熱帯低気圧
昨日7月末日9:00に「台風になるかもしれない熱帯低気圧」が発生したばかりですが、気象庁によれば本日8月初日9:00にも「台風になるかもしれない熱帯低気圧」が連続して発生したとのこと。

左は本日正午の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。オレンジ点線円は各熱帯低気圧中心の直径1000km円を表しています。今日発生したほうは24時間前にははっきりした雲がなかったものの、昨日15:00からは熱帯低気圧表記になり、今日はご覧のとおりです。ものすごく短時間で発達しましたね。しかも既に南西諸島近海です。

梅雨明け以降、サトウキビの葉がロールしてしまうほど降雨が少ない島々もあったようです。悪者にされがちな台風も、時によっては恵みの雨をもたらします。今回はどうでしょうか?被害が出ない程度に済んでほしいものです。

20200801-1500JST台風3号
【追記】

気象庁によれば、昨日発生した熱帯低気圧は本日15:00に台風3号「シンラコウ/SINLAKU」になったとのこと。直前の台風2号発生から49日と18時間後、台風2号消滅からは48日と6時間経過しています。

右は発生時の気象衛星ひまわり画像。赤点線円は台風3号、オレンジ点線円は本日発生の熱帯低気圧中心の、それぞれ直径1000km円を表しています。台風3号は発生時点でもう大型の台風になっており、雲の渦も大きく広がって見えますね。時節がら、避難生活も大変だろうと思います。被害が出ないことを祈ります。

今日の太陽2020/08/01

20200801太陽
8月に合わせたかのように、本日東海と関東甲信の梅雨明けが発表されました。朝のうち雲が多かったものの、昼までには青空がかなり広がりました。比較的カラッとしています。

20200801太陽リム
左は13:40前の太陽。ふたつの活動領域12767および12768はまだ見えています。12767の黒点はずいぶん右リムに寄りましたね。また12768の左側から新しいプラージュが見えてきました。プラージュというよりフレアなのでは?と思うくらい明るく感じました。可視光では12768より明るい白斑が見えているようです。SDO可視光画像ではこの中に小さな黒点群が確認できました。消えなければ数日内に中央に寄って見やすくなるでしょう。

左下リムの大きなループ・プロミネンスが実に見事。一昨日この近くにあった立派なプロミネンスが昨日更に素晴らしく伸び上がっていたことは雲間から確認したのですが、雲が多すぎて画像撮影は叶いませんでした。夏の晴れ間、これからどんな太陽が拝めるでしょうか?楽しみであります。

8月初日にダブル台風2020/08/02


20200801-2100JSTダブル台風
昨日8月1日15:00に発生した台風3号に続いて、21:00には台風4号「ハグピート/HAGUPIT」が発生したと気象庁から発表がありました。直前の台風3号発生からわずか6時間後、2日0:00現在はダブル台風です。7月に台風がなかったと思ったら、8月初日にふたつも発生。バランス悪いですね。

左画像は発生時の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。夜間なので赤外線による白黒画像です。赤点線円は各台風中心の直径1000km円を表しています。

台風4号のほうは強風域直径が210海里(約390km)とコンパクトですが、8月2日から3日にかけて宮古島や石垣島付近を通過する見込みとのこと。短期間で最大限の防災対策をしなければなりませんね。もうひとつの3号は同900海里(約1700km)の「超大型」になりました。左画像を見ても3号と4号の雲域が圧倒的に違うのが分かるでしょう。被害が少ないことを願います。

今日の太陽とハロ現象2020/08/02

20200802太陽
昨夕から今朝までずっと曇っていましたが、日が高くなると青空が増えました。今日は「二の丑」、この夏二回目の土用の丑の日です。

20200802太陽リム
左は13:20頃の太陽。右下リムギリギリに黒点を伴う活動領域12767が見えています。12768の対流が北半球、中央子午線左側に広がっていますが、個々にあった微小黒点は無くなってしまったようです。代わりにその左側、白く光るプラージュのところに微小黒点が出ています(※このHα画像では見えません)。今日はまだ採番されてないようですが、12769になるかな??

目立つプロミネンスはありませんが、数日後にまた北半球の活動領域と同緯度付近に新たな領域が来るようです。また南半球にもかなり活発な領域が4、5日後に期待できそう。急に活発化してきた太陽面です。

本日は北陸と東北南部の梅雨明け宣言が発表されました。残るは東北北部のみ。15時時点のアメダス速報値による夏日地点は856、真夏日地点は523、猛暑日地点は10でした。暑い夏が遅れてやってきましたね。

【夕方追記】
日が傾くにつれて西側から巻雲が広がり始めました。今夜も彗星は見られないのか…。それはともかく、16時頃には薄っすらと内暈が見えました(下A画像)。ごく淡い幻日も見えていたようです。また環天頂アークのピーク時刻が16:40頃だったので、それに合わせて観察していたら淡いながらも見事に出現してくれました(下B画像)。淡すぎて撮影できなかったのですが、ピーク時刻を過ぎた頃には加えて上部ラテラルアークも出ていたようです。

  • 20200802内暈

    A.内暈
  • 20200802環天頂アーク

    B.環天頂アーク