茨城は2日前の夕方から小雨続きの天気でしたが、今夕になって少しだけ雲間が出てきました。

発生当初は今日26日あたりから本州へ接近するかも知れないと予報された台風21号。現在はまだ沖縄の南にいて、勢力を強めています。左は本日17時の気象衛星可視画像（画像元：NICTサイエンスクラウド）ですが、立派な台風の目が確認できますね。今日夜時点での予報では台湾方面へ向かっているようです。

強さも心配ながら、この台風は「速度が遅い」のが気になります。似たようなコースをたどった今年の台風13号と比べてみると、同等の距離を進むのに倍以上の日数がかかっているのです。特に24日から25日にかけては一ヶ所でグルグル回るだけで、気象庁の速報値では緯度経度とも1度角程度の範囲に停滞したままでした。長く居座る台風ほど厄介なものはありませんね。沖縄や先島諸島のみなさん、どうぞお気を付けて。雲間から穏やかな名月が少しでも見られますように。

参考：
2015年・台風関連の記事（ブログ内）