2019年の台風6号が発生2019/07/26


20190726-0900jst台風6号
気象庁によりますと、24日に発表していた熱帯低気圧は本日26日9:00に台風6号「ナーリー/NARI」となりました。直前の台風5号発生から9日と18時間後、5号消滅からは4日と12時間後になります。

左は発生時の9:00に撮影された気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点線円は台風中心の直径1000km円を表しています。

現在6号は北北西に向かっていますが、27日頃から東進に転じ、近畿・東海・関東の南岸を進む予報です。場合によってはその途上で上陸もあるでしょう。(※JTWCの予報では明日の日中に志摩半島をかすめて愛知付近に上陸と出ています。)また直前の5号や3号と同じように、中心よりもむしろ南東側から北東側の離れた位置にまとまった雲が発達しているため、中心がどう動くか、どれくらい遠いかにかかわらず、本州から東北にかけて広い範囲でワンテンポ早めの注意が必要そうですね。夏休みの予定に縛られることなく、台風が完全に去って安全が確保できるまで、気を付けてお過ごしください。

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