西日本の梅雨明けと共に台風のたまごが発生2019/07/24


20190724-1200jst気象衛星画像
今日は九州、四国、近畿、北陸の梅雨明けが宣言されましたが、同時に「台風になるかも知れない熱帯低気圧の発生」も発表になってしまいました。しかも日本のすぐ南です。

左は発生3時間後の12:00に撮影された気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点線円は熱帯低気圧中心の直径1000km円を表しています。

すでに沖縄と小笠原の中間付近にあって北上を続けており、このまま進めば台風になると同時に上陸…といった可能性も出てきました。久しぶりに日本がたどれるくらい晴れた…と思ったのも束の間、今週も波乱続きになってしまいそうですね。気象情報に充分耳を傾けてお過ごしくださいませ。

台風みたいな森林火災の煙渦2019/07/24


20190723森林火災
世界の気温上昇が過去最高になっています。人が多い中緯度はもちろん、北極圏などでも異常高温が記録されているとのこと。そんな中、アラスカやカナダ、ロシアなどで「いつまでも止まない森林火災」が頻発しているようです。

ロシアのバイカル湖付近では毎年のように森林火災が発生しますが、今年は特に広範囲におよんでおり、一昨日あたりから巨大な渦を形成していたためとても驚きました。左画像は7月23日に地球観測衛星Terra&Aquaが撮影したその渦。まるで台風か寒冷渦のようにベージュに染まった煙が巻き込まれていますね。これ、ハンパない大きさなんですよ。画像範囲を下A地図に赤枠で示しました。なんと、日本がすっぽり入ってしまうほどじゃありませんか。画像範囲の半分は北極圏(北緯66.55°から北側)に入っており、こうしたガスは極域の気温上昇をますます加速させてしまうでしょう。

昨日までの一週間に世界で起こった火災が下B図の赤い領域です(元データ:NASA・FIRMS/Fire Information for Resource Management System)。暑く乾燥した地域で燃えるものがあれば自然火災が発生するのは理解できますが、高緯度でも頻繁に発生しており、なかなか消えません。滅多に雨が降らない、あるいは降っても大規模火災を消し去るような雨量ではない、ということでしょうか。この悪循環は地球が燃え尽くされてしまうまで終わらないのかも知れませんね。

  • 20190723森林火災マップ

    A.左上画像の撮影範囲
  • 20190724_1week火災

    B.FIRMSによる火災場所


今日の太陽2019/07/24

20190724太陽
西日本は梅雨が明けた様ですが、当地・茨城は県北・県境付近で所々強い雨、県南は雲が多い1日でした。それでもいつもよりは雲間があって、その隙を狙い太陽観察しました。ただしいつもよりスタックコマ数が少ないです。

20190724太陽リム
左は15時過ぎの撮影。ほとんど分かりませんが、赤道付近右寄り、ちょっと白くなっているあたりに活動領域12745ができていたみたいです。また左リムにはとても大きなプロミネンスが見えてきました。これは期待できそうかな?その少し右上にも白斑のような部分が明るく見えていますね。