今日の太陽と暈 ― 2014/12/07
今日も良いお天気です。太陽が高くなるのを待ってから撮影しようと思ってたら、風が強くなってしまいました。画像は11時前の太陽。大気が乱れて像が安定しません。たくさん撮ったけどこれが精一杯。目で眺めるのがいちばんですね。周囲に幾つもの小さなプロミネンス、黒点がパラパラ。穏やかな表情です。右に寄った黒点はもう太陽観察メガネだけでは見えません。
ブログになにか足りないと感じていたのですか、やっと分かりました。「色」です(笑)。最近、色がほとんど出てきてませんね。月も太陽も白黒っぽい画像ばかり。(目では真っ赤な太陽を見ているのですよ。)このところ気象光学現象も見えないし…。
午後追記:前述のようなこと書いたから空の神様が気を利かせてくれたのか、13時頃に淡い雲がかかり、うっすらと内暈が見えました。でもカラフルにはほど遠いかも…。
ブログになにか足りないと感じていたのですか、やっと分かりました。「色」です(笑)。最近、色がほとんど出てきてませんね。月も太陽も白黒っぽい画像ばかり。(目では真っ赤な太陽を見ているのですよ。)このところ気象光学現象も見えないし…。
午後追記:前述のようなこと書いたから空の神様が気を利かせてくれたのか、13時頃に淡い雲がかかり、うっすらと内暈が見えました。でもカラフルにはほど遠いかも…。
下弦の月で月面Xは見えるの? ― 2014/12/07
少し前に「月面X」が見えて話題になりましたね。ふつう、月面Xというと上弦側と相場が決まっているようですが、下弦でももちろんXの地形がだんだん消えるように変化するはず。上弦の時は暗闇から浮かんでくるように見えますが、下弦は逆に「暗闇にXが消えてゆく」のか、もっと違うドラマがあるのか興味ありませんか?ぜひみなさんに観察して確かめてほしいです。早速来年1月にチャンスがありそうですよ。
問題なのはいつ見えるかですよね。下弦側の予報は見たことがありませんので、X地点で日が沈む太陽高度(5度から1度まで)を向こう1年分、自力で計算してみました。表では10時間も幅がありますが、どの段階が美しいのか私も分かりません。今後観察を重ねることで条件が3−4時間位に絞れれば、上弦側の月面Xの一覧のように一通りの予報が出せるでしょう。明け方や午前中の現象で人気がないのかも知れませんが、ひとりでも多くの方がワイワイ楽しく空を見るきっかけになれば幸いです。何でもネタにして楽しめるのは、専門家でない私たち市民の特権ですからね。
あまり細かい時刻は気にしないで観察してみましょう。ちなみに上弦側では一般に-0.7度から-0.8度あたりがキレイなXとされてるようです。また-1.8度より太陽が低いとXに光が当たりません。X地形は地面に平行ではないため、上弦側と下弦側とでは条件がかなり異なるでしょう。
表の時刻は、日をまたぐものは30時間制(例:27時=翌朝3時)表記です。表の時刻に月が沈んでいたり昼間だったり、何らかの理由で予報と前後することもありますので、目安としてご覧ください。大雑把に判断できるよう、三つのタイムゾーンに色分けしました。これにプラスしてみなさんの観察地での月の出没時刻や高度を考える必要があります。なお時刻は数分程度の計算誤差を含みますのでご了承ください。
参考:
月面Xに関係する記事一覧(ブログ内)
問題なのはいつ見えるかですよね。下弦側の予報は見たことがありませんので、X地点で日が沈む太陽高度(5度から1度まで)を向こう1年分、自力で計算してみました。表では10時間も幅がありますが、どの段階が美しいのか私も分かりません。今後観察を重ねることで条件が3−4時間位に絞れれば、上弦側の月面Xの一覧のように一通りの予報が出せるでしょう。明け方や午前中の現象で人気がないのかも知れませんが、ひとりでも多くの方がワイワイ楽しく空を見るきっかけになれば幸いです。何でもネタにして楽しめるのは、専門家でない私たち市民の特権ですからね。
★下弦側で月面Xが見えるかも知れない日時
・黄色:0時から6時まで。
・水色:6時から11時まで。
・灰色:それ以外(→月は昇ってない、または極めて低い。)Xの太陽高度→ | 5度 | 4度 | 3度 | 2度 | 1度 | 参考:下弦の日時 |
---|---|---|---|---|---|---|
2014年12月14日 | 3:05 | 5:16 | 7:27 | 9:38 | 11:48 | 2014年12月14日 21:52 |
2015年1月12日 | 17:36 | 19:47 | 21:58 | 24:10 | 26:21 | 2015年1月13日 18:47 |
2015年2月11日 | 8:25 | 10:36 | 12:47 | 14:58 | 17:09 | 2015年2月12日 12:50 |
2015年3月12日 | 22:55 | 25:06 | 27:17 | 29:28 | 31:39 | 2015年3月14日 02:48 |
2015年4月11日 | 12:39 | 14:50 | 17:00 | 19:11 | 21:21 | 2015年4月12日 12:45 |
2015年5月11日 | 1:20 | 3:30 | 5:41 | 7:51 | 10:02 | 2015年5月11日 19:37 |
2015年6月9日 | 13:05 | 15:15 | 17:25 | 19:36 | 21:46 | 2015年6月10日 00:42 |
2015年7月9日 | 0:04 | 2:15 | 4:25 | 6:35 | 8:46 | 2015年7月9日 05:23 |
2015年8月7日 | 10:46 | 12:56 | 15:06 | 17:16 | 19:26 | 2015年8月7日 11:02 |
2015年9月5日 | 21:35 | 23:46 | 25:56 | 28:06 | 30:17 | 2015年9月5日 18:54 |
2015年10月5日 | 9:04 | 11:15 | 13:25 | 15:35 | 17:46 | 2015年10月5日 06:07 |
2015年11月3日 | 21:33 | 23:44 | 25:55 | 28:06 | 30:17 | 2015年11月3日 21:24 |
2015年12月3日 | 11:12 | 13:23 | 15:34 | 17:45 | 19:56 | 2015年12月3日 16:40 |
※2014/12/14の観察を受け、太陽高度を5度から1度で表を修正しました。
あまり細かい時刻は気にしないで観察してみましょう。ちなみに上弦側では一般に-0.7度から-0.8度あたりがキレイなXとされてるようです。また-1.8度より太陽が低いとXに光が当たりません。X地形は地面に平行ではないため、上弦側と下弦側とでは条件がかなり異なるでしょう。
表の時刻は、日をまたぐものは30時間制(例:27時=翌朝3時)表記です。表の時刻に月が沈んでいたり昼間だったり、何らかの理由で予報と前後することもありますので、目安としてご覧ください。大雑把に判断できるよう、三つのタイムゾーンに色分けしました。これにプラスしてみなさんの観察地での月の出没時刻や高度を考える必要があります。なお時刻は数分程度の計算誤差を含みますのでご了承ください。
参考:
月面Xに関係する記事一覧(ブログ内)
今日の月(夜) ― 2014/12/07
今夕は今期初めて肉眼で西空の金星(宵の明星)を発見しました。そろそろカメラに収められそうなので、そのうち撮ってみましょう。といってもまだ明るいうちの超低空ですから、ロケーションを考えないと不審者扱いです。
昨日に続いて夕方から雲が出てきましたが、今夜の月も何とか撮影できました。太陽黄経差192.03度、高度は50度近く。もう欠けているのがはっきり分かりますね。
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差180度以上、216度未満)
昨日に続いて夕方から雲が出てきましたが、今夜の月も何とか撮影できました。太陽黄経差192.03度、高度は50度近く。もう欠けているのがはっきり分かりますね。
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差180度以上、216度未満)