明け方、空がゆっくり白む中で見た月です。太陽黄経差は219.00度、高度は40度足らず。5:45にはまだ西空高く輝いていましたが、昨夜と同じように大気は安定せず、ボケボケの像となりました。でも今まで撮ってない位相だから貴重な一枚。

月を観察し終えてから北東に目をやると、もうこと座のベガが東側に回って輝いていました。昨夕に病院から帰宅途中、西空高く見えていたのに…。時間の流れを感じます。さらに、明るくなってきた東に目を移せば近くの民家から控えめの星がひとつ。何だろうと調べたら、２ヶ月前に夕空を飾っていた土星でした。これまた季節の流れを感じました。10度あるかないかの低空で画質も悪いですが、手元のコンパクトデジカメで記念に撮っておきました。

参考：
アーカイブ：月の形（黄経差216度以上、252度未満）