今日の月(早朝)2014/12/13

20141213_25201月
お天気とタイミングが合わずに、12月10日以来の月となりました。冬らしく透明度抜群でしたが、大気は乱れまくっていました。月の像も思わしくありません。画像は6時少し前の月で、太陽黄経差は252.01度、高度は55度ありました。東の土星はどんどん高くなっていて、すぐ目にとまりました。

20141213月面X
ところで、12月10日の写真じゃ全く分からなかったけれど、今朝は下弦側での月面X(右画像)が目立つようになってきました。撮影時点で月面Xから見た太陽は14.7度の高さにあるはずです。今頃の日本だと日没1時間半前くらいの太陽。そろそろ影が伸び始めて、夕方が忍び寄るころ。明日はXに下弦の影の端が到達します。

参考:
アーカイブ:月の形(黄経差252度以上、288度未満)
下弦の月で月面Xは見えるの?

今日の太陽2014/12/13

20141213太陽
とても寒い朝でした。車の表面の結露も6時の段階ではまだ凍っていました。太陽が昇ったら暖かくなるかと思っていますが、11時を過ぎても寒いです。冬なんですねぇ。画像は10:30頃の太陽。小さな黒点がいくつか見えます。

焼ける夕焼け2014/12/13

20141213夕焼け
ときどき「焼ける」という言葉がぴったりな夕焼けがあります。人によって印象は違いますが、私は今日の夕焼けのようなのがふさわしいのかなって感じます。

20141213夕焼け
西の空全面が赤いわけではなく、暴れ狂う赤い光が雲によって押さえ込まれています。所々、雲のほつれから光が突きだし、薄明光線になって東へ向かうのです。時に太く、時に繊細なほど細くなって、何千本もの光の筋を紡ぎます。

20141213夕焼け
南の空には雲底が赤く不気味に染まった雲の層がありました。雲の上まで赤い光が届かないので、青空が赤く濁らず透き通っていますね。「焼け」のエネルギーを肌で感じられた夕焼け空でした。