街中でもたくさん見えたふたご座流星群2020/12/14

20201214ふたご座流星群
昨夕は曇り空。その後早いうちに回復しましたが、相変わらず曇りと晴れとが行ったり来たりで安定しません。夕空の木星と土星の接近も雲で見えないうちに低くなってしまい、やきもきしています。

晴れている時間の透明度は抜群なのですが長時間露光は無理そうなので、明け方前に晴れ間が持ちそうな時間帯に「ふたご座流星群」を眺めることにしました。あまり無理できない体調ですから10分程度観察して部屋に戻り体調を整え、また外への繰り返し作戦。同時進行でベランダに三脚を立てて西天の固定撮影。15秒程度の露出で薄明開始まで撮り続けました。

見ていたのべ時間の印象では数分に一個確実に見えていたので、暗い空ならZHR100を越すのでは、と感じました。肉眼限界等級4.5等の街中、空の4分の1程度の視界、時々薄雲に覆われる、という条件で多いと感じることは滅多にありません。近年まれに見る多さだと思われます。ちょうど新月期だっことや、14日朝にピークがあったことも幸いしました。

カメラのほうでも数百コマの中でざっと見て6個の明るい流星を捉えていました。光害が凄まじいため感度抑え気味、若干絞り気味という流星撮影ではご法度な方法でも写ってますから、0等級以上と考えられます。左上画像は一番明るく経路が長いものです。セルフフラットで強引に光害を抑えているため、画質が荒いのはご容赦ください。(原画はほぼ真っ白…。)

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