雨上がりの火星 ― 2022/11/27
昨日は午前中からしっかり雨になりました。雨雲が予想より南を通ったため午後には止んだものの、曇り空は夜まで継続。夜半前に星空が戻ってきたと思ったら霞がひどくなり、まもなくほぼ霧状態になってしまいました。(正確には地面に接していなかったので、限りなく霧に近い超低空の雲ということでしょうか。)
天頂付近だけ晴れていた1時間程の間に何とか火星だけでも見ようと急いで望遠鏡を組み立てました。霧が街明かりを乱反射してるおかげで、周囲は薄明時のような明るさです。それでも煌々と輝く火星はなんの影響もありません。ただ、高速で低空の薄雲が流れて行くため、シーイングが乱れまくります。当然明るさも変化してしまいます。撮影した1/3は使えませんでした。
左は27日1時過ぎの撮影。輝面比は99.17%になりました。一晩前と撮影時刻が異なるため、模様が少しずれていますね。南極側の雲も一晩前より写りが悪いです。実際に雲が減ってる可能性もあるけれど、一個人の観察だけでは何も分かりません。火星・ベテルギウス・アルデバランの三角がずいぶん「とんがり帽子」になりました。火星がてっぺんではありませんが、これはこれでクリスマスっぽくてイイ感じ。
天頂付近だけ晴れていた1時間程の間に何とか火星だけでも見ようと急いで望遠鏡を組み立てました。霧が街明かりを乱反射してるおかげで、周囲は薄明時のような明るさです。それでも煌々と輝く火星はなんの影響もありません。ただ、高速で低空の薄雲が流れて行くため、シーイングが乱れまくります。当然明るさも変化してしまいます。撮影した1/3は使えませんでした。
左は27日1時過ぎの撮影。輝面比は99.17%になりました。一晩前と撮影時刻が異なるため、模様が少しずれていますね。南極側の雲も一晩前より写りが悪いです。実際に雲が減ってる可能性もあるけれど、一個人の観察だけでは何も分かりません。火星・ベテルギウス・アルデバランの三角がずいぶん「とんがり帽子」になりました。火星がてっぺんではありませんが、これはこれでクリスマスっぽくてイイ感じ。