今日の太陽2022/05/25

20220525太陽
明け方に空を飛び交うようになった雲が空を覆う一日となりました。昼過ぎに晴れ間が出てきたので急遽太陽観察。

20220525太陽リム
左は14:10過ぎの太陽。昨日生まれていた左やや下の小黒点群周囲は活動領域13022と採番。さらにその左、リム近くにもプラージュが見え、ここにも少し大きめの黒点群が新たに出現しました。プロミネンスは一気に寂しくなりましたね。

202205_SOHO写野と水星
ところで、2022年5月22日記事に書いた通り、現在太陽とすばる、水星がほぼ同一方向に見えています。このうち内合を迎えて見えなくなっていた水星が、一昨日から昨日にかけて太陽観測衛星SOHOが撮影した写野で確認できました。

右画像は23日16:30UTから24日22:30UTにかけて撮影された8枚を比較明合成したもの(SOHOサイトから引用)。急速に光度を増す水星が見えています。左下の恒星密度が高くなっているのはヒアデス星団です。水星はこれから明け方の惑星たちに加わってゆき、にぎやかになるでしょう。

20220624明け方
面白いことに、6月23日から26日まで、太陽に近い順に「水金月火木土」という並びになります。…あれ、どこかで聞いたことあるようなフレーズでは…?

そう、月を地球の代わりにすれば太陽系惑星の実際の配列と同じ順になるんです(左図/6月24日明け方/Stellariumによる)。なかなか珍しい?天王星と海王星は空気読んでほしかった…。梅雨時ではありますが、晴れたら早起きして観察してみてください。(→詳しい解説はこちらの記事をどうぞ。

コメント

トラックバック