月面着陸に成功したチャンドラヤーン、明け方は尾を伸ばす西村彗星 ― 2023/08/24
インドが目指しているチャンドラヤーン3号の月着陸・探査機が、昨夜21:30JSTごろ無事着陸に成功したようです。
左の月は23日19時前頃の撮影で、太陽黄経差は約78.02°、撮影高度は約24.61°、月齢は7.01。この撮影中にも探査機が月面降下中だったのは感慨深いですね。着陸地点の詳細は24日朝時点でまだ発表になってないようですが、ISRO公式計画表によれば、目標地点は「南緯69.367621°・東経32.348126°」とのこと。左画像で言うと、南極域近くにマーカーを書き込んだマンチヌス・クレーターの南東側になります。
少し前にはインド宇宙研究機関(ISRO)公式サイトから周回中に撮影された画像も公開されていました。20日に撮影された動画の一部を下A画像に引用します。ここに写っているのはガウス・クレーター付近。地球から見えるクレーターのひとつです。残念ながら昨夕の月面では端に寄りすぎて見えませんが、月の北東側が中央に寄る秤動の日は難なく確認できるでしょう。今年2月22日に撮影した例を下B画像に掲載しておきます。拡大画像中央の整ったクレーターがガウスです。
このあと雲が出たり小雨が降ったり安定しませんでしたが、未明から明け方は星空が広がりました。一時的な雨雲通過もあったため気を付けつつ西村彗星(C/2023 P1)を撮影。かなり尾が伸びているようです(下C・D画像)。画像の縁まで届いているようで、測ってみるとおよそ38′角ありました。街中で撮ってもこれだけ写るので、条件良い場所ならこの倍くらい写ってもおかしくないですね。そろそろ高度が下がり始めますので、見づらくなってくるでしょう。
参考:
チャンドラヤーン3号の撮影に挑戦(2023/07/27)
チャンドラヤーン3号の検出・二夜目(2023/07/29)
チャンドラヤーン3号、月周回軌道へ向かう(2023/08/01)
月へ向かうチャンドラヤーン3号を検出(2023/08/03)
チャンドラヤーン3号が見た地形を特定してみよう(2023/08/07)
左の月は23日19時前頃の撮影で、太陽黄経差は約78.02°、撮影高度は約24.61°、月齢は7.01。この撮影中にも探査機が月面降下中だったのは感慨深いですね。着陸地点の詳細は24日朝時点でまだ発表になってないようですが、ISRO公式計画表によれば、目標地点は「南緯69.367621°・東経32.348126°」とのこと。左画像で言うと、南極域近くにマーカーを書き込んだマンチヌス・クレーターの南東側になります。
少し前にはインド宇宙研究機関(ISRO)公式サイトから周回中に撮影された画像も公開されていました。20日に撮影された動画の一部を下A画像に引用します。ここに写っているのはガウス・クレーター付近。地球から見えるクレーターのひとつです。残念ながら昨夕の月面では端に寄りすぎて見えませんが、月の北東側が中央に寄る秤動の日は難なく確認できるでしょう。今年2月22日に撮影した例を下B画像に掲載しておきます。拡大画像中央の整ったクレーターがガウスです。
このあと雲が出たり小雨が降ったり安定しませんでしたが、未明から明け方は星空が広がりました。一時的な雨雲通過もあったため気を付けつつ西村彗星(C/2023 P1)を撮影。かなり尾が伸びているようです(下C・D画像)。画像の縁まで届いているようで、測ってみるとおよそ38′角ありました。街中で撮ってもこれだけ写るので、条件良い場所ならこの倍くらい写ってもおかしくないですね。そろそろ高度が下がり始めますので、見づらくなってくるでしょう。
参考:
チャンドラヤーン3号の撮影に挑戦(2023/07/27)
チャンドラヤーン3号の検出・二夜目(2023/07/29)
チャンドラヤーン3号、月周回軌道へ向かう(2023/08/01)
月へ向かうチャンドラヤーン3号を検出(2023/08/03)
チャンドラヤーン3号が見た地形を特定してみよう(2023/08/07)
今日の太陽 ― 2023/08/24
ここ何日か昼夜を問わず狭い雨雲の帯域が通過し、天気が安定せずに困っていました。今日辺りから徐々に解消されつつあるようですが、まだ思い出したように雨雲の列が近隣の待ちを通過しています。いったん通過が始まると半日は晴れと雨が短い周期で繰り返されるため、落ち着いて空の観察ができません。
左は10時ごろの太陽。雲間を狙っての撮影です。活動領域13413・13415が左リムから離れ、急に大きくなったように感じました。この勢いで後続にも期待したいですね。右リムのプロミネンスはほとんど見えなくなり、代わって左リムに新しく現れています。
気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は905、真夏日地点数は761、猛暑日地点数は139、酷暑日地点数は0。このところ毎日、観測史上最高、あるいは8月観測史上最高…といった気温や降水量の記録が出っ放しです。なんとも恐ろしい年ですね…。来年は更に…?
左は10時ごろの太陽。雲間を狙っての撮影です。活動領域13413・13415が左リムから離れ、急に大きくなったように感じました。この勢いで後続にも期待したいですね。右リムのプロミネンスはほとんど見えなくなり、代わって左リムに新しく現れています。
気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は905、真夏日地点数は761、猛暑日地点数は139、酷暑日地点数は0。このところ毎日、観測史上最高、あるいは8月観測史上最高…といった気温や降水量の記録が出っ放しです。なんとも恐ろしい年ですね…。来年は更に…?
2023年の台風9号が発生 ― 2023/08/24
気象庁によると、本日午前から「台風になるかも知れない」と報道されていたふたつの熱帯低気圧のうち、ひとつが本日15時に台風9号「サオラー/SAOLA」になったとのこと。直前の台風8号発生から12日と6時間後、8号消滅から9日後の発生となりました。もうひとつの熱帯低気圧も間もなく台風になるみこみのようです。
左は9号発生時である本日15:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。赤点線が台風中心の直径1000km円、オレンジ点線円は熱帯低気圧の直径1000km円。ナチュラルカラー処理のため、薄水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。
どちらも非常に複雑な経路を辿った末の勢力拡大です。9号は先島諸島に近い位置ですが、現在は南下して遠ざかるようです。動きがとても遅く、フィリピン北東部の海域に滞留するように見えます。熱帯低気圧のほうは北寄りに進路をとる見込みで、関東や東北の海岸に接近する可能性があります。いずれも今後の進行・発達に十分ご注意ください。