明け方のパンスターズ彗星が明るい ― 2016/06/02
日付が6月2日に変わる前に火星を観察できましたが、その後すぐ曇ってしまいました。もともとは晴れの予報で、月明かりもほとんどないため、明け方のパンスターズ彗星(C/2013X1)を見ようと思っていたのに…。
諦めきれず夜更かししていると、1時頃から天頂より南側だけ雲が切れました。しかし残った雲が上空から動こうとしません。パンスターズ彗星が昇る東は雲の中です。燻っていても仕方ないので、ちょうど晴れ間にいたリニア彗星(252P)がどれほど暗くなったか撮ってみることにしました(左画像)。おやおや、反転しないともうどれだか分からないですね。カラーで撮りましたが、あの独特の緑色のコマはどこへやら。
そうこうしているうちに薄明がしっかり始まってしまいました。するとだんだん東まで晴れてきたではありませんか。遅いよ、もぅ。その時間には付近の電線や電柱に彗星が遮られてしまう位置でしたが、どうにか電線の隙間をかいくぐって導入し、何コマか撮影しました(右画像)。
雲がまだ残ってしきりに横切るため、どうにか使える画像は半数。右画像のダーク&フラット処理はしていません。でも薄明の中でこれだけ写るのですから、彗星はかなり明ることが分かりますね。今回やっと尾が写りました。現在7等級でしょうか。7月くらいまで増光を続けるみたいなのですが、ずっと低いのが残念。
参考:
リニア彗星(252P)に関係する記事(ブログ内)
諦めきれず夜更かししていると、1時頃から天頂より南側だけ雲が切れました。しかし残った雲が上空から動こうとしません。パンスターズ彗星が昇る東は雲の中です。燻っていても仕方ないので、ちょうど晴れ間にいたリニア彗星(252P)がどれほど暗くなったか撮ってみることにしました(左画像)。おやおや、反転しないともうどれだか分からないですね。カラーで撮りましたが、あの独特の緑色のコマはどこへやら。
そうこうしているうちに薄明がしっかり始まってしまいました。するとだんだん東まで晴れてきたではありませんか。遅いよ、もぅ。その時間には付近の電線や電柱に彗星が遮られてしまう位置でしたが、どうにか電線の隙間をかいくぐって導入し、何コマか撮影しました(右画像)。
雲がまだ残ってしきりに横切るため、どうにか使える画像は半数。右画像のダーク&フラット処理はしていません。でも薄明の中でこれだけ写るのですから、彗星はかなり明ることが分かりますね。今回やっと尾が写りました。現在7等級でしょうか。7月くらいまで増光を続けるみたいなのですが、ずっと低いのが残念。
参考:
リニア彗星(252P)に関係する記事(ブログ内)