サイクロン「WINSTON」の成れの果て2016/03/04

先月2月20日から21日にかけてフィジー諸島付近に猛威をふるったサイクロン「WINSTON」(関連記事1関連記事2)。その後は島の少ない海域に移動したためか、だんだん話題にのぼらなくなりました。勢力も一時強大になったものの、1週間ほどで十分衰えました。ひとまず安心ですが、サイクロンの残した雲の渦は最近までオーストラリア東の海上に残っていたんです。

下に、気象衛星ひまわり可視画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)の、2月20日から昨日3月3日までの各9:00JST撮影画像を使い、サイクロンの目(と思われる場所)を中心に切り取った画像を掲載しました。下部ボタンで日付を切り替えられます。2月末頃の「サイクロンの骨」みたいな渦構造は見事ですね。昨日の時点で種類の違う雲が湧いたようで、ようやくWINSTONの名残も消え去ったかなと感じました。




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