今日の太陽2016/03/06

20160306太陽
昨日から崩れているお天気ですが、予報によれば今週いっぱい続く見込みです。あと三日で部分日食なのですがどうなることやら…でもときおり日が差して、太陽観察できそうな時間帯があります。

左はたまたま晴れていた10時過ぎに撮影した太陽。空は霞んでいました。全体的に静穏ですが、左上に少し大きな黒点を伴う活動領域12513が見えています。

20160306太陽リム
同じくらいの緯度にある12514も中央を過ぎた辺りで黒点が見えますね。プロミネンスは右上のものが目立ちました。結構上空まで伸びています。

昨日5日は春分前最後の二十四節気、「啓蟄」でした。地球があと15°太陽を周回すれば原点(春分)に戻ります。今日もうららかで、ウグイスの声がよく響いています。

次々にやってきてる小惑星2016/03/06

地球接近小惑星との距離
当初は昨日(3月5日)に地球最接近すると言われた小惑星2013TX68。その後の計算によりさほど接近しないだろうということが分かりました(関連記事1関連記事2)。再計算後の接近日は8日に修正されています。

ところがその後色々調べたら、この小惑星よりもっと接近するものがゴロゴロ見つかっていて、かなり驚きました。この驚愕がどうやったらみなさんに伝わるだろうかと考えた末、全部まとめて距離計算してグラフにしちゃいました(左図)。

これは今日9時現在までに発見された地球接近小惑星のなかで、2月28日9時(日本時間)から3月12日9時の間に15LD(=約577万km)以内まで近づく小惑星15個すべてについて、6時間毎の距離を描いたグラフです。計算はNASAのHORIZONSシステム(本日正午時点の軌道要素)を利用しました。縦軸のLD(Lunar Distance)とは地球から月までの平均距離を単位とした数値。グラフが下がるほど地球に近いことになります。まるで上空から地上の獲物を狙う猛禽類のようにTouch and Go的な飛行に見えませんか?(タッチしてないから、Low Approach飛行かな?)2013TX68なんて存在が霞んでしまってます。

凡例をズラッと書きましたが、上から接近の早い順です。ほとんど2016D**とか2016E**という符号ですから、この1ヶ月の間に発見されたものばかり(Dは2月後半の発見、Eは3月前半の発見)。きっと「近くなるまで発見できない」ことを意味するのでしょう。ちなみに光度も計算したけれど、どれも肉眼やアマチュアの望遠鏡程度では全く見えません。見えないけれどこういう感じで毎日のようにくり返されているのですから、なんとも恐ろしいではありませんか…