レモン彗星明るくなるかな? ― 2023/09/25
Lemmon彗星(C/2023 H2)の急増光が話題になっています。現時点で初期予報より7等も明るいとのこと。明け方低空に見えているので、今朝の晴れ間に撮影してみました。
近くにNGC3938がいたので、比較のためにフレーム内に入れてみました(左画像)。薄明が始まってからの撮影の上に、撮影可能時間が15分程度しかないので、非常にノイジーです。モニター画面では彗星がどこなのか分からなかったのですが、スタックしてみたら予想位置に現れました。街中なのでこれが限界だけれど、空の良いところではNGC3938並に大きく広がっていることでしょう。
現在おおぐま座にあり、今後りょうけん座を抜けて11月に入るとうしかい座に移って宵空に見えるようになります。11月10日・11日には地球に0.194AUまで接近、13日には天の赤道を過ぎてどんどん南下します。今の明るさを保っていれば、地球接近前後には3等台になる見込み。西村彗星(C/2023 P1)のように超低空でしか見えないわけでは無いので、予報を下回ったとしてもそれなりに見栄えのする姿を拝むことができるかも知れません。楽しみですね。
前後しますが、宵側の時間に月を観察。ちょうど月面N地形が見えていたので、周囲を撮影してみました(右画像)。ここを含めあちこち撮ったけれど、昼間の風が夜半まで残り望遠鏡がかなり揺れました。おかげで細部が全く分解しません。また、この時期の月は低いので、生け垣に隠されそうになりながらの撮影で冷や冷やしました。
月面Nの適正時間は昼間だったので、この画像では周囲がだいぶ明るいですね。月面Nの南、コペルニクスの西(T.マイヤーCとの間)に小さな細身のX字形が見えていますが、何でしょうか?シアーがかかっている(斜体)ので、なかなかカッコいいです。過去画像では2023年3月2日撮影画像にも写ってますね。今週金曜夜には中秋の名月が空を飾ります。晴れますように。
近くにNGC3938がいたので、比較のためにフレーム内に入れてみました(左画像)。薄明が始まってからの撮影の上に、撮影可能時間が15分程度しかないので、非常にノイジーです。モニター画面では彗星がどこなのか分からなかったのですが、スタックしてみたら予想位置に現れました。街中なのでこれが限界だけれど、空の良いところではNGC3938並に大きく広がっていることでしょう。
現在おおぐま座にあり、今後りょうけん座を抜けて11月に入るとうしかい座に移って宵空に見えるようになります。11月10日・11日には地球に0.194AUまで接近、13日には天の赤道を過ぎてどんどん南下します。今の明るさを保っていれば、地球接近前後には3等台になる見込み。西村彗星(C/2023 P1)のように超低空でしか見えないわけでは無いので、予報を下回ったとしてもそれなりに見栄えのする姿を拝むことができるかも知れません。楽しみですね。
前後しますが、宵側の時間に月を観察。ちょうど月面N地形が見えていたので、周囲を撮影してみました(右画像)。ここを含めあちこち撮ったけれど、昼間の風が夜半まで残り望遠鏡がかなり揺れました。おかげで細部が全く分解しません。また、この時期の月は低いので、生け垣に隠されそうになりながらの撮影で冷や冷やしました。
月面Nの適正時間は昼間だったので、この画像では周囲がだいぶ明るいですね。月面Nの南、コペルニクスの西(T.マイヤーCとの間)に小さな細身のX字形が見えていますが、何でしょうか?シアーがかかっている(斜体)ので、なかなかカッコいいです。過去画像では2023年3月2日撮影画像にも写ってますね。今週金曜夜には中秋の名月が空を飾ります。晴れますように。