久しぶりのマケマケとハウメア2022/02/07



1、2年に一度撮りたくなるマケマケとハウメア。いつもは衝の時期を狙いますが、今年は早い時期に望遠鏡を向けてみました。

一晩の撮影で動きまで検出するのは私の機材構成では難しいので、少なくとも二晩連続して晴れる必要があります。ちょうど6日未明と7日未明(今朝)に晴れ予報でしたから狙い目でした。毎年あまり位置が変わりませんが、アルクトゥルスをはさんでマケマケは西から近づき、ハウメアは東へ遠ざかりつつあります。明け方にアルクトゥルスが高く輝くシーズンが来ると自然に気持ちがうずうずするわけです。

冒頭は二日間の画像を交互に表示するGIFアニメーション、下はトリミングしていない写野全体の単一画像です。動きを考えなければ一晩で撮影し、特定も可能です。下画像で検出してみてください。

  • 20220206マケマケ

    A.マケマケ(2022.02.06)
  • 20220207マケマケ

    B.マケマケ(2022.02.07)


  • 20220206ハウメア

    C.ハウメア(2022.02.06)
  • 20220207ハウメア

    D.ハウメア(2022.02.07)


今日の太陽2022/02/07

20220207太陽
昨夜から今朝は快星夜。今朝からもよく晴れています。いつものように日が高くなると風が強まり、午後には風速6m/sを越えました。

20220207太陽リム
左は10:20過ぎの太陽。活動領域は右上にぎりぎりプラージュが見える12938を含め4ヶ所。加えて右端少し下のリム近くに小さな黒点群。ここにもプラージュが見えてますね。さらにもう一つ、左下にも小さな黒点群が現れました。

左下のプロミネンスはまだしつこく残っています。これだけ大きなものが数日も見えているのはなかなか珍しい…。右下にも背の高いプロミネンスが出ています。