親子の銀河2022/02/28

20220228_M51
昨夜から今朝も良い星空に恵まれました。ふと思いに駆られ、M51に望遠鏡を向けました。左画像は日付を越えたあたりから2.8時間露出をかけたもの。期待したほどのシーイングではなく星がボテッとしていますが、まぁそこそこ写ってくれました。

子持ち銀河とか親子銀河とか呼ばれるM51ですが、どちらが親で子供なのかよく分かりませんね。各銀河の年齢を指してそう呼ばれたのではなく、単純に大小銀河のペアだから、という理由なのでしょう。親より大きな子だっていますし、小さい銀河のほうが実は古かった、ということもあるでしょう。宇宙は人間より混沌としています。

夜が明け始まっていましたが、機器調整がてら重星を三つ撮影しました(下画像)。ラス・アルゲティ(αHer)やダブル・ダブル(εLyr)はよく分離していますが、ζHerは分かりませんでした。左(東)方向が伸びているようにも見えますが、機材の不調かも知れません。離角1.5″あるので、シーイングさえ良ければ分離するはず。向こう4、5年ほどが一番離れる時期ですから、焦らず機会を待つとしましょう。

  • 20220228_αHer

    αHer
  • 20220228_ζHer

    ζHer
  • 20220228_εLyr

    εLyr


今日の太陽2022/02/28

20220228太陽
朝からよく晴れています。今日は風が弱いようで暖かくてよいのですが、ぼちぼちスギ花粉の季節。憂鬱ですね…。

20220228太陽リム
左は10:20過ぎの太陽。活動領域12955が中央を過ぎましたね。昨日黒点が見えていた12955の左上は12956、また左下の領域は12957と採番されました。このほか、左やや上リム近くにも新たな黒点群が見えています。

右上と左下の高緯度プロミネンスが見事。右端やや下にも明るいものが出ています。ダークフィラメントもあちこちにあるので、これから連続してプロミネンスが見えることでしょう。