久しぶりのマケマケとハウメア2018/02/14

月も細くなったので、久しぶりに準惑星「マケマケ(136472 Makemake)」と「ハウメア(136108 Haumea)」を写してみたくなりました。2月13日明け方と14日明け方が連続で晴れそうでしたので早速チャレンジ(下画像)。ノーヒントで探してみてください。正解画像は用意しません(笑)。

  • 20180213マケマケ

    2018年2月13日 マケマケ
  • 20180214マケマケ

    2018年2月14日 マケマケ


  • 20180213ハウメア

    2018年2月13日 ハウメア
  • 20180214ハウメア

    2018年2月14日 ハウメア


いかがですか、見つかりましたか?難しかったですか?ここにあると分かっている天体でも、ほとんどの場合キラキラ輝いているわけではありません。ましてや、どこに出現するか分からない暗い天体を見つけ出すことは並大抵の努力じゃ叶わない夢。その夢を叶えてしまう世界中の天体捜索者を心から尊敬します。

準天体撮影の合間を使って、最近明るくなってる超新星をふたつ撮影しました(下画像)。2月10日の撮影では雲が多くて不満足だったので、リベンジです。SN2018gvのほうは日付が13日になる少し前の撮影。光度が落ちてきた報告もありますが、それでもまだ13等前半を保っていますから十分明るいですね。またSN2018pvは銀河核に近くて撮影が難しそうなので、かなり丁寧な撮影&画像処理作業が必要でした。

  • 20180212_SN2018gv_NGC2525

    2018年2月12日 SN2018gv
  • 20180213_SN2018pv_NGC3941

    2018年2月13日 SN2018pv


20180214アンテナ銀河
透明度が良かったので、ついでにアンテナ銀河も。これは当夜に撮ったものと1月28日に撮ったものとを足した画像です。補正レンズが違うので微妙に位置が合いませんでしたが、縮小すれば分からない程度。

全体が滑らかになったことと、なんとか触角がうっすら浮かんできたことが成果ですね。淡い天体はとにかくたくさん露出を重ねてSN比を稼がないといけません。光害地である我が家から良好な状態で見えるのは年に数日、各2時間以内なので、何年もかかって写さないと満足な画質が得られない対象です。

参考:
準惑星マケマケとハウメアに挑戦(2016/02/10)
明け方の彗星ふたつと準惑星ふたつ(2016/02/11)

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