国際宇宙ステーションが天頂通過2015/08/22

20150822国際宇宙ステーション
今夕に国際宇宙ステーションが当地(茨城県南)のほぼ真上を通過しました。空は快晴。ただし18:50頃ですので日は没していてもたっぷり薄暮が残っていました。カメラで写し撮れるか疑問でしたが一応セット。ところが露出云々以前に雲が湧いてきたのです。ちょうど宇宙ステーションが真上に差しかかって最も明るく見えるタイミングで天頂に大きな雲…。そしてステーションが上空を抜けた頃に再び綺麗な空が戻りました。わずか数分の出来事。神様はなんでこういう意地悪をするのでしょうね。

左画像では上が北、左が東です。南の空に明るく写っているのは上弦の月。近くに土星がいました。空が明るく星はほとんど写ってませんが、中央やや左上にこと座のベガがいます。原画では西空の宇宙ステーションもちゃんと写っていますが、全コマ合成してしまうと雲や薄暮に埋もれてしまいますね。雲を抜けてから東の空には点線状に写ってくれました。(撮影は4秒露出、4秒休みの繰り返しです。)雲がなければもうちょっとマシだったと思います…。

油井さんが搭乗している国際宇宙ステーションへ物資を運ぶため、数日前に種子島から補給船「こうのとり」が打ち上げられました。タイミングが良ければ並んで飛ぶ様子が見えたのですが、注意して見ていた範囲では分かりませんでした。空が明るすぎたのか、補給船が暗すぎたか、もう既にかなり近づいているか、状況は不明です。(ドッキングは24日の予定。)スペースシャトルが現役だった頃はよく並んで見えたものでした。

当地では明日の低空パスを以て夕空での宇宙ステーションはいったん見納めです。9月を1週間ほど過ぎた頃から、今度は明け方に見ることになります。

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