月の周りに内暈2016/12/19

20161219月の内暈
昨日夕方から透明度が落ちていたので、夜半に霧やモヤ、薄雲が出るかなぁと考えていましたが、日付が19日になって1時間ほど経ったころに月の状態を確認しに外へ出たら左のような状態でした。巻雲が次々に流れ込み、月の内暈が見えています。下弦前のせいか、満月期の内暈より弱々しいですね。

他にも何か現象が見えないか30分ほど観察しましたが、見えませんでした。どこにどんな星があるかは右下画像をどうぞ。月明かりでつぶれていますが、月の約1.5°左側にレグルスがいました。また撮影時の月とM44の離角は22°強で、内暈半径に一致しますね。

20161219月の内暈
地上の車なども湿気がベッタリ、雨は降らなくても空模様が不安定なので、今夜の天体観測は無理そうです。早々に機材を片付けました。当地・茨城県南ではこの時期の最高気温平年値が10度ちょっとですが、ここ二日ほどはそれを上回るような陽気でした。そんな日の夜は透明度が上がりません。昼も夜もキュッと冷えてくれないと、月夜や星空はあまり綺麗ではありませんね。こんな日は気象光学現象観察に限ります。

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