今年最小&5月二回目の満月 ― 2026/06/01

20260531満月
昨夜は5月2日に続いて二回目の満月でした。また、今年の満月では最小視直径(最遠)、最小黄緯、最小輝面率でもありました。これだけ揃うのも珍しい?

夜になっても良く晴れてましたので、南中を待って撮影。左は31日23:30頃の撮影で、太陽黄経差は約182.64°、撮影高度は約25.91°、月齢は14.77。南中なのに26°未満とは。黄緯最南通過が31日の5:32、赤緯最南は6月2日の1:48というタイミングなので、これでもかという低さなんです。最小黄緯と言うことは白道が黄道から南へ大きく離れることを意味しますから、輝面率が下がるのも納得でしょう。

二回目の満月は、いわゆる「月間重複ルール(間違い解釈)」に基づくブルームーン。また、今年最小の満月を指してマイクロムーンなる呼称も広まってるようです。ただ、どちらも国立天文台で使われるような学術用語ではありません。なぜストレートに「二回目の満月」「今年最小の満月」と言えないのか不思議です。特に公共施設からのアナウンスではあまり使ってほしくないですねぇ。

撮影した時刻は満月瞬時から6時間ほど過ぎていましたから、北極側にできている影が少し時計回りにシフトしているのが分かります。影ができる位置は最終的に右サイドへ移りながら広がって、次第に下弦の月へと向かいます。

今日の太陽とハロ現象 ― 2026/06/01

20260601太陽
6月を迎えました。朝のうちやや透明度が落ちたものの、日が昇ると快晴に。ただ、台風が接近しているため列島全体が下り坂の天気です。

20260601太陽リム
左は8:20ごろの太陽。活動領域14455の大きな黒点は、太陽観察グラス越しに肉眼でやっと見えました。ただ、裏側にあったころより小さく、消滅に向かっているのかなと思われます。右端のプロミネンスはまだ見えています。左端のは光球内に入ってきました。

10時台から巻雲が広がり始め、昼には結構な量になりました。昼前後は昨日同様に内暈と環水平アーク。アークは前日よりはっきりしており、出ている時間も長めでした。

  • 20260601内暈

    A.内暈
  • 20260601環水平アーク

    B.環水平アーク


月と太陽の内暈 ― 2026/06/02

20260601月暈
昨夜から雲が多く、夜半前の月はぼんやりし過ぎていました。淡い内暈がかかり、左側の幻月も出ていたようです。近くの公園で撮影しましたが、どこで撮っても街灯がじゃまをします。

20260601日暈
明けて、朝からも太陽回りに内暈。濃く見えることはなく、雲がわずかに色付いている感じです。今夜から明日は台風により大雨の予報。

今日の太陽とハロ現象 ― 2026/06/06

20260606太陽
二十四節気の「芒種」を迎えました。台風が去ってもずっと曇り空が続いてますが、昼から夕方にかけて少し青空が広がってくれました。

20260606太陽リム
左は13:50ごろの太陽。薄雲越し+悪シーイングですが、1日以来の撮影で嬉しい。黒点としては大きくならないまま端へ寄りつつある活動領域14455ですが、2日から3日にかけてXクラス前後の強いフレアが立て続きに発生、昨夜と今朝は低緯度オーロラが期待されました。天気が悪く月光もあり、日本ではあまり見られなかったみたいですが、今日夕方現在、海外のすばらしい画像が続々と舞い込んできます。派手ではないものの、そこそこ立派なオーロラ祭りのようですね。

立派なプロミネンスが出ているほか、まだ活動領域は続くので色々期待できそうです。

昼前後には淡い内暈と環水平アークを確認できました。自分は見ることができませんでしたが。夕方前には環天頂アークも見えたそうです。

  • 20260606内暈

    A.内暈
  • 20260606環水平アーク

    B.環水平アーク