2022年の台風21号が発生2022/10/19

20221018-1500JST気象衛星
気象庁によりますと、日本から離れた太平洋上の低気圧が、18日15:00に台風21号「ハイタン/HAITANG」になったとのこと。直前の台風20号発生から3日後、20号はまだ活動中のため、現在はダブル台風状態です。

左は台風21号発生時である18日15:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。各赤点線が台風中心の各直径1000km円(右が21号)。

21号は小笠原諸島のはるか東にあって北西に進んでおり、日本への直接的影響はなさそうです。20号は強い勢力を保ちつつ南シナ海を西進しており、20日ないし21日には大陸に達する見込み。ベトナムでは9月下旬に16号が上陸、4、5日前にも19号が上陸し、立て続けに洪水など重大水害が相次ぎ、本当に気の毒。少しでも被害が少なくなるよう祈るばかりです。

今日の太陽2022/10/19

20221019太陽
昨日から今朝にかけて小雨が降ったり止んだり。朝からは雲多めで推移しました。昼前から急に晴れ出し、その後は爽やかな秋晴れになっています。

20221019太陽リム
左は12:10過ぎの太陽。大きな黒点は見当たりませんが、右下リム近くのプラージュが13124と採番されており、ここに大きめの黒点があったようです。また南半球の長いダークフィラメント内に小さく展開するプラージュがあり、ここは13125と採番されています。ごく小さな黒点群があるようです。

南極側の高緯度域を飾っていたプロミネンスは反対側まで持ってくれましたね。今日もこんなに派手な姿を見せてくれました。