今日の太陽2022/08/27

  • 20220827太陽A

    A.11:50JSTごろ
  • 20220827太陽B

    B.13:05JSTごろ

三日間ほど日差しの無い天気が続いた後、今朝はいきなり雷雨。短い停電も2回起きました。当地は朝のうちだけで済みましたが、数十kmほど離れたところが雨雲の通り道になっているようで、夕方が近づいてきた今もまだ断片的な降雨が続いています。

さて、今日も8月19日の太陽観察と同様の偶然が訪れました。太陽面の活発な活動が続いており、昨日26日は活動領域13089で21:14JSTをピークとするM7.2クラスの強烈なフレア、そして今日は活動領域13088で11:40JSTをピークとするM4.8クラスフレアが発生。他にもMクラスやCクラスが多数発生しています。

20220827太陽C
いつもテレスコープイーストの状態で午後に撮影している太陽ですが、そろそろテレスコープウエストで撮影可能なシーズンになってきたため、今日昼前にたまたま晴れたタイミングでこの調整をしていました。太陽を導入したとたん、なんと明るいフレアが!時刻は正に上述したピーク時刻直前でした。雲がとても多くて導入直後に覆われてしまったため、ヤキモキしながら撮影準備しつつ雲間を待ち、約10分後に2000フレームほど撮影できました(上A画像)。右下の真っ白部分が13088、同緯度で左側の明るいあたりが昨日の主役13089。

昼過ぎに青空が多くなったためあらためて撮影してみましたが(上B画像)、少し暗くなったものの十分明るいですね。左下高緯度のプロミネンスも高く伸びていて見事!※右画像はレベル調整やフラット調整関係をほとんど行ってない状態の(撮影原画に近い状態)縮小していない画像。通常処理では上A画像のように真っ白になってしまいますが、元々の内部は濃淡があることが分かりますね。

気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は739、真夏日地点数は395、猛暑日地点数は2、熱帯夜地点数は90。8月も残り4日ですが、着々と暑いところが減りつつあります。

  • 20220827太陽リム

    C.太陽リム
  • X線フラックス

    D.X線フラックス


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