2021年の台風22号が発生2021/12/13


20211213-1500JST台風22号
気象庁によりますと、昨日発生していた「台風になるかも知れない熱帯低気圧」が本日15:00に台風22号「ライ/RAI」になったとのこと。直前の台風21号発生から13日と6時間後、21号消滅から9日後の発生になりました。

左は発生時刻15:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。赤点線円は台風中心の直径1000km円。ナチュラルカラー処理のため、薄水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。鹿児島県の一部や南西諸島が画像上端・中央付近にあります。

22号は西進しており、日本への直接的影響はなさそうです。でもフィリピン南部を中心に大荒れになりそうですね。落ち着いて年末を過ごせないのは本当に気の毒…。先のアメリカでの竜巻被害や日本で頻発してる地震も含め、自然災害は季節を問わず人間の都合もお構いなしに発生します。対岸の火事などと言わず、身を引き締めなくてはなりません。

なお12月の台風発生個数平年値は1.0個、年間では25.1個。今年は今日時点で22個目ですから、平年よりかなり少ないです。平年値は長期的にそう変わりませんから、どこかの年で必ずリバウンドが起こると予想されます。なんだか怖いですね…。

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