今日の太陽 ― 2019/05/24
昨夕からとても良い天気になったので、先に睡眠を済ませて夜半過ぎから天体観察…と思ったら、みごとに雲が多くなってしまいました。隙間から幾つか観察しましたが、トホホな天気でした。今朝からは青空が復活し、気温が11時にもう25度を超しています。真夏日一歩手前くらいまで行きそうですね。
左は12時過ぎの太陽。活動領域はありません。左端近くに小さな白斑がありました。発達しなさそうです。プロミネンスは右上と左上に小さいものが見えています。静かな太陽ですね。
【夕方追記】16時現在、全国のアメダスポイントのうち最高気温が30度以上になった真夏日地点は173地点にのぼりました(右図/気象庁サイトから引用)。今年三桁に届いたのは本日が初めてです。
ちなみに熱中症搬送者が桁違いだった昨年は、5月16日の188地点という記録が年内最初の三桁でした。また、2011年以降の最も早い三桁越えの日は2013年5月14日の112地点という記録です。今年が特別早いペースというわけではありませんが、寒暖差が大きかったり、大雨後で湿度が高くて体が順応できないことが多いので、熱中症対策は十分にしてくださいね。
参考:
アーカイブ:真夏日と熱中症
左は12時過ぎの太陽。活動領域はありません。左端近くに小さな白斑がありました。発達しなさそうです。プロミネンスは右上と左上に小さいものが見えています。静かな太陽ですね。
【夕方追記】16時現在、全国のアメダスポイントのうち最高気温が30度以上になった真夏日地点は173地点にのぼりました(右図/気象庁サイトから引用)。今年三桁に届いたのは本日が初めてです。
ちなみに熱中症搬送者が桁違いだった昨年は、5月16日の188地点という記録が年内最初の三桁でした。また、2011年以降の最も早い三桁越えの日は2013年5月14日の112地点という記録です。今年が特別早いペースというわけではありませんが、寒暖差が大きかったり、大雨後で湿度が高くて体が順応できないことが多いので、熱中症対策は十分にしてくださいね。
参考:
アーカイブ:真夏日と熱中症
マウナロアの二酸化炭素濃度、その後は? ― 2019/05/24
5月14日の記事で「2019年5月12日にハワイのマウナロア観測所(NOAA-Mauna Loa Observatory/MLO)で観測史上初めて二酸化炭素濃度(日平均)が415ppmを突破」と紹介しました。気になったのでしばらく経過を見ていたのですが、10日経った今日時点では左図および右下表のようになりました。
一時的な上昇というのは良くある話ですが、今回415ppmを越えた日が少なくとも6日続いたので、突発的な観測値ではなさそうですね。少しずつ減ってきたのは季節変化によるものと思われます。
今後もし毎年のように記録更新されていったら、私たちの耳も慣れてしまって「またか、聞き飽きた」という気持ちになってしまうでしょう。今は異常気象とか温暖化のニュースが日々当たり前に流れています。メディアの急発達も影響してるでしょうが、最重要案件にもかかわらず知らず知らずに「耳障りだ」と遠ざけてしまう心理が怖いですね。
数十年前は身に迫る影響が感じられず、「異常気象の常態化」なんて実感が湧きませんでした。きっかけは産業革命のころからあったはずですから、人間とはやはりギリギリまで危険が迫らないと行動できない愚鈍な生き物なのでしょうかねぇ?
参考:
マウナロアの二酸化炭素濃度、更にその後。(2019/06/02)
【二酸化炭素濃度の変化】
日付 | 濃度 |
---|---|
5月12日 | 415.27 ppm |
5月13日 | 415.40 ppm |
5月14日 | 415.26 ppm |
5月15日 | 415.64 ppm |
5月16日 | 415.58 ppm |
5月17日 | 415.22 ppm |
5月18日 | Unavailable |
5月19日 | 414.75 ppm |
5月20日 | 414.73 ppm |
5月21日 | Unavailable |
5月22日 | 414.48 ppm |
- MLO(マウナロア観測所)がサイトで公表している2019年の日平均です。
今後もし毎年のように記録更新されていったら、私たちの耳も慣れてしまって「またか、聞き飽きた」という気持ちになってしまうでしょう。今は異常気象とか温暖化のニュースが日々当たり前に流れています。メディアの急発達も影響してるでしょうが、最重要案件にもかかわらず知らず知らずに「耳障りだ」と遠ざけてしまう心理が怖いですね。
数十年前は身に迫る影響が感じられず、「異常気象の常態化」なんて実感が湧きませんでした。きっかけは産業革命のころからあったはずですから、人間とはやはりギリギリまで危険が迫らないと行動できない愚鈍な生き物なのでしょうかねぇ?
参考:
マウナロアの二酸化炭素濃度、更にその後。(2019/06/02)