月面LOVEとXを確認できました2019/02/12

20190212月面LOVEと月面X
2月10日の記事でご案内しましたが、本日は月面Xデー&月面LOVEデーです。天気予報によると当地・茨城は夕方から曇りだったのと、元々正午過ぎには全ての地形が出そろってしまうこともあって、午後早いうちに観察しようとスタンバイ。ところが昼過ぎにはもう結構な雲量になってしまいました。

辛抱強く雲間を待っていたところ、数分間だけ月が見えたのでピント合わせもそこそこに夢中でシャッターを切りました。ほどなく空全体が雲に覆われてしまいました。

左は青空と雲カブリによる影響を削ぎ落として、できるだけ地形が分かるようにした画像です。大気の揺らぎが最悪ではっきりしませんが、ご覧の通り14時前には全ての文字地形が確認できました。

前出10日の記事画像と比較すれば、「同じように全地形が確認できても、月の形は違う」ということがすぐ分かりますね。すなわち地形の日照現象予測は、月齢や月位相ではなく、もっと別の理屈で計算をしなくてはいけない、ということが何となく分かっていただけるのではないでしょうか。

20190212月面シミュレーション
【追記】

2月5日の記事で紹介した自作月面シミュレーションソフトによる本日撮影時の月面CGが右図です。地形位置や陰影の様子はほぼ合っていますね。


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