2016年の日の入りが一番早い時期です ― 2016/12/01
★ブログ内で「日の出・日の入り」や「暦」をテーマに取り上げた関連記事・アーカイブは別ページにリストアップしています。日出没時刻やその最早最遅日は年や場所で変化しますから、記事日付をよく確認の上ご覧ください。
【日の入りが最も早い日と日没時刻・2016年調べ】
場所 | 日の入最小 |
---|---|
日本最南端(東京都・沖ノ鳥島) | 11月26日(土)17:14 |
沖縄県(石垣市) | 11月28日(月)17:55 |
日本最東端(東京都・南鳥島) | 11月29日(火)15:55 |
日本最西端(沖縄県・与那国島) | 11月29日(火)17:59 |
東京都(小笠原村) | 11月30日(水)16:37 |
沖縄県(那覇市) | 11月30日(水)17:37 |
鹿児島県(奄美市) | 12月 1日(木)17:26 |
宮崎県(宮崎市) | 12月 3日(土)17:10 |
鹿児島県(鹿児島市) | 12月 3日(土)17:14 |
東京都(八丈町) | 12月 4日(日)16:35 |
和歌山県(和歌山市) | 12月 4日(日)16:50 |
徳島県(徳島市) | 12月 4日(日)16:53 |
高知県(高知市) | 12月 4日(日)16:58 |
愛媛県(松山市) | 12月 4日(日)17:01 |
大分県(大分市) | 12月 4日(日)17:06 |
山口県(山口市) | 12月 4日(日)17:06 |
福岡県(福岡市) | 12月 4日(日)17:10 |
熊本県(熊本市) | 12月 4日(日)17:11 |
佐賀県(佐賀市) | 12月 4日(日)17:12 |
長崎県(長崎市) | 12月 4日(日)17:15 |
茨城県(つくば市) | 12月 5日(月)16:26 |
千葉県(千葉市) | 12月 5日(月)16:27 |
東京都(日本経緯度原点) | 12月 5日(月)16:28 |
埼玉県(さいたま市) | 12月 5日(月)16:28 |
神奈川県(横浜市) | 12月 5日(月)16:29 |
東京都(新宿区) | 12月 5日(月)16:29 |
山梨県(甲府市) | 12月 5日(月)16:35 |
静岡県(静岡市) | 12月 5日(月)16:36 |
福井県(福井市) | 12月 5日(月)16:41 |
愛知県(名古屋市) | 12月 5日(月)16:41 |
岐阜県(岐阜市) | 12月 5日(月)16:41 |
富士山山頂 | 12月 5日(月)16:44 |
三重県(津市) | 12月 5日(月)16:44 |
京都府(京都市) | 12月 5日(月)16:46 |
奈良県(奈良市) | 12月 5日(月)16:47 |
滋賀県(大津市) | 12月 5日(月)16:47 |
大阪府(大阪市) | 12月 5日(月)16:48 |
兵庫県(神戸市) | 12月 5日(月)16:49 |
鳥取県(鳥取市) | 12月 5日(月)16:50 |
香川県(高松市) | 12月 5日(月)16:54 |
岡山県(岡山市) | 12月 5日(月)16:54 |
島根県(松江市) | 12月 5日(月)16:55 |
広島県(広島市) | 12月 5日(月)17:00 |
福島県(福島市) | 12月 6日(火)16:21 |
山形県(山形市) | 12月 6日(火)16:21 |
茨城県(水戸市) | 12月 6日(火)16:24 |
新潟県(新潟市) | 12月 6日(火)16:25 |
栃木県(宇都宮市) | 12月 6日(火)16:27 |
群馬県(前橋市) | 12月 6日(火)16:30 |
長野県(長野市) | 12月 6日(火)16:35 |
富山県(富山市) | 12月 6日(火)16:35 |
石川県(金沢市) | 12月 6日(火)16:38 |
岩手県(盛岡市) | 12月 7日(水)16:13 |
秋田県(秋田市) | 12月 7日(水)16:16 |
宮城県(仙台市) | 12月 7日(水)16:17 |
北海道(函館市) | 12月 8日(木)16:07 |
青森県(青森市) | 12月 8日(木)16:09 |
北海道(根室市) | 12月 9日(金)15:43 |
北海道(札幌市) | 12月 9日(金)16:01 |
日本最北端(北海道・択捉島) | 12月10日(土)15:21 |
北海道(稚内市) | 12月10日(土)15:51 |
時に緩やかに、時に足早に、季節が巡ります。2016年も今日から師走。毎年のことですが、今年も「一年間で日没がいちばん早い時期」がやってきました。
右表は当ブログのユーティリティ「太陽と月の時刻表/夜空の時刻表」にある「日出没の最大最小」計算機能を使い、全国県庁所在地での日没最早日(今年)を調べたもの。各地での「日の入りが最も早い日と日没時刻」のみを取りだして、日付が早い順に並べました。(※時刻順ではありません。念のため。)
沖ノ鳥島では11月26日、石垣島や沖縄本島、小笠原なども11月中に「最も早い日」を迎えていました。日出没時刻は場所に依存する数値。標高にも密接に関係します。だから「日の入りが早い日」は場所の影響を容易に受けることが想像できるでしょう。よく表を見ると、南西から北東へ順に…と単純な訳ではないことが分かりますね。
実はこの年間を通した日出没比較計算、秒の位まで行わなければピークが見つかりません。新聞やカレンダーなどに書かれている「時分表記」だけでは、この時期1、2週間ほど同じ値が続いてしまうでしょう。右表は実際に秒まで計算して比較してますが、表中の日付前後は数秒程度の差しかありません。これはもう計算誤差内。だから各地とも「表の日付を含む前後数日が日没最早」と幅を持って考えたほうが無難でしょう。
去年や来年で同じ表を作ると順位がかなり変わります。これも数秒の差が日付差に響いてしまうからです。そもそもそんな高い精度ではありませんから、神経質に見る値ではないことをお伝えしておきます。(追記:冬の日没で太陽位置にどういう変化が起こっているかは12月10日の記事をどうぞ。)
そんなことより、「場所によってどのように日出没は変わるのか?」とか「自分の県と他県とでどれくらい差があるの?」といった日本全体での傾向が気になりませんか?例えば「今日12月1日、大阪と札幌とで日の出が早いのはどちらか?」というクイズに答えられますか?ひとつの資料としてアーカイブ:地図で見る日出没の季節変化を作りましたので、ぜひご覧ください。場所と季節とが絡み合い、意外な日出没を見せてくれる日本はとても面白い国です。(※上記クイズの答えは12月4日の記事をどうぞ)
※記事内の画像はすべて当地・茨城県南で12月初旬に撮影した風景です。
※2016年の「日の出が一番遅い時期」は各地とも年初に終わっています(→関連記事)。
日出・日没・薄明時刻を調べるには→「太陽と月の時刻表」のページ
夜の暮れ方・明け方・月明かりを調べるには→「夜空の時刻表」のページ
日出没の最も早い時刻・遅い時刻を調べるには→「日出没の最大最小」のページ
※いずれも県別に調べることができます。(各ユーティリティの目次/解説はここをクリック。)
夜の暮れ方・明け方・月明かりを調べるには→「夜空の時刻表」のページ
日出没の最も早い時刻・遅い時刻を調べるには→「日出没の最大最小」のページ
※いずれも県別に調べることができます。(各ユーティリティの目次/解説はここをクリック。)