昨日午前から吹き始めた強い風は夜まで続きました。午後に7m/sを越える風速で、日没後もまだ5m/s前後あったので、予定していた夕空の観察は中止。窓越しに夕暮れを眺めました。

夜遅くなって少し収まってきたので、真夜中の月を観察しました。左は日付が17日になってすぐの撮影。太陽黄経差216.00°、撮影高度57°あまり、月齢17.12です。1、2m/sの風が時々吹きますが、それを避ければ抜群の空。やはり高度があるおかげで冬にしてはあまり大気の乱れを感じません。月面中央経度が+7°以上あり、この位相でもまだ「危難の海」が隠れずに見えています。ほぼ同じ位相でも2013年11月21日撮影の画像では随分隠れてます。月の首振りは面白いですね。

冬を飾るオリオンを始めとする星座たちが子午線をはさんで勢ぞろいしていました。雲ひとつなく透明度が高く、絶景ですね。気温はほぼ0度。明け方はもう少し寒くなりそうです。

参考：
アーカイブ：月の形（黄経差216度以上、252度未満）