暈や幻日、そして夕空の月2015/08/18

20150818内暈
昼過ぎに空を見るとたくさんの絹雲に覆われた美しい空でした。部分的に濃い内暈が見えています(左画像)。他にも何か見えるんじゃないかと15分ほど観察しましたが、見えませんでした。

夕方になって外出から徒歩で帰る際も似たような空模様でしたが、途中で幻日が見え始まったので道ばたに立ち止まって撮影(下画像)。最初は右の幻日のみでしたが、次第に左側も明るくなり、最後は左のみとなりました。両者とも特別に明るいと言うほどではなく、知らない方なら見逃す程度のものでした。(※下画像は強調しています。)

  • 20150818幻日(左側)
  • 20150818幻日(右側)

20150818夕空
日が暮れても薄雲が晴れる様子はありません。だんだん暗くなる空に細い月を発見しました(左&下画像)。今夜の月齢は四日月より少し細い程度。うっすらと地球照(光ってない側が淡く光ること)も見えました。晩夏から秋にかけて見える三日月はこのように縦に立った帆掛け船の帆のような形になります。このあと西空は雲に覆われてしまいました。もし低空まで晴れていたら、夕空側に戻ってきた水星が見えていたかも…。

19時過ぎ、雲に覆われつつある北西から北東の低空を飛ぶ国際宇宙ステーションが見えました。予報ではマイナス1等星とのことでしたが、雲があったせいで1等星より暗い感じでした。

20150818月
国際宇宙ステーションは今日あたりから1週間程度夕空に見えるようになります(ただし関東の場合)。そのあとしばらくは見えず、9月には明け方側に回ります。国際宇宙ステーションは90分かけて地球を回りいつでも見えるように思われがちですが、条件良く見えるのは夕方・明け方合わせても片手で数えられる程度。あとは低空で見辛いか、または全く見えない(飛んでいても太陽に照らされず光らない)のです。

最近は夜になると雲がかかり、まとまった時間晴れてくれません。おかげでずっと星の観察ができない日々が続いてます。せめて明後日の旧暦七夕は晴れてほしいですね。

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