新年始めの惑星たち ― 2025/01/02
昨日日中は強い風が吹いたものの、夕方近くになると弱まってきました。そこで、予定していた惑星撮影を決行。
まず宵空高くなってきた金星からスタート。もう半月状になっています。東方最大離角は1月10日14:01:36JSTごろなので、もう一週間余りできっちり半月型になりますね。内合は2025年3月23日ですから、宵の明星を楽しめるのも残り三ヶ月足らず。昨年中は高度がずっと低かったので、なんだか損をした感じです。
このあと引き続き土星を撮ったのですが、金星撮影開始から土星撮影終了までの1時間程度で気温が5度も下がり、ピンボケと酷いシーイングのおかげでボヤボヤの像になってしまいました。ただ、まだ環の明るさは本体よりずっと暗いことが確かめられました。これだけでも収穫です。これ以上画像処理しても良くならないので未完成のままですが、下A画像として掲載しておきます。
夜になって南中を迎えた木星、および日付が2日になってすぐの火星も捉えました(下B・C画像)。木星は撮影時間の半分が縞も見失う酷いシーイングでしたが、どうにか仕上げてみました。火星も酷かったけれど大シルチスやアリンの爪あたりが見えます。やはり高い高度はいいですね。1月16日に衝を迎えるので、もうだいぶ丸まっています。視直径も14″角を越えていますからかなり見やすいでしょう。(※各惑星画像は同縮尺です。)
このあと引き続き土星を撮ったのですが、金星撮影開始から土星撮影終了までの1時間程度で気温が5度も下がり、ピンボケと酷いシーイングのおかげでボヤボヤの像になってしまいました。ただ、まだ環の明るさは本体よりずっと暗いことが確かめられました。これだけでも収穫です。これ以上画像処理しても良くならないので未完成のままですが、下A画像として掲載しておきます。
夜になって南中を迎えた木星、および日付が2日になってすぐの火星も捉えました(下B・C画像)。木星は撮影時間の半分が縞も見失う酷いシーイングでしたが、どうにか仕上げてみました。火星も酷かったけれど大シルチスやアリンの爪あたりが見えます。やはり高い高度はいいですね。1月16日に衝を迎えるので、もうだいぶ丸まっています。視直径も14″角を越えていますからかなり見やすいでしょう。(※各惑星画像は同縮尺です。)