2025年でいちばん太陽が大きく見える日です2025/01/04

20250104太陽
昨日は曇り時々小雨。若干みぞれの気配もありました。夜は雲量9割で、しぶんぎ座流星群は全く見えず。今日明け方から急回復し、日中は透明度抜群の青空です。

20250104太陽リム
左は10:40ごろの太陽。左リムから新しく小黒点を伴った領域が幾つも入ってきました。プラージュが明るいところや多くのダークフィラメントが見えます。右寄りのとぐろを巻いているところが面白い。どういった現象でしょうか。

早いもので、本日に地球は近日点通過日を迎えました。瞬時は22:28:16JSTごろなので今夜です。瞬時の距離は約147103681.87km(0.9833273775天文単位)。

例年に倣い、2024年の遠日点通過日の太陽と大きさを比較してみました(下A画像)。本日は透明度こそ良かったもののシーイングがかなり悪く、ブレたような像になっています。まぁ、こうしたことも含めての観察記録ですね。遠日点・近日点ともに該当日が晴れたのは久しぶりの気がします。

本日の太陽がどんな向きなのか経緯線を入れたのが下B画像。また今年の日心緯度は下C図のようになります。地球から見た太陽中央緯度が最も小さくなる(太陽南極が地球側へ傾く)のは3月6日ごろ、中央緯度が最も大きくなる(太陽北極が地球側へ傾く)のは9月8日ごろ。また、太陽の赤道が見かけの中央を通る(中央緯度がゼロになる)のは6月6日と12月8日ごろです。

  • 20250104太陽の大きさ比較

    A.太陽の大きさ比較
  • 20250104太陽の向き

    B.本日の太陽の向き
  • 2025年・日面中央緯度

    C.今年の日面中央緯度