気象庁によると昨日から台風になるかもと報道があった熱帯低気圧が、本日12日15:00に台風25号「フンシェン／FENGSHEN」になったと報道がありました。直前の台風24号発生から6日と18時間後、24号消滅からわずか1日と6時間後の発生となりました。

左は25号発生時の気象衛星ひまわり画像（画像元：RAMMB／画像処理・地図等は筆者）。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点線円は台風25号中心の、フィリピン近くのオレンジ点線円は間もなく台風になる熱帯低気圧中心の、それぞれ直径1000km円を表しています。

台風25号は西進した後、15日頃から北東向きに転進する予報です。日本に直接影響はなさそうですが、湿った風を運んで雨をもたらしたり、太平洋沿岸に波浪警報が出たりするかも知れません。十分に分ご注意ください。なお11月に入ってから発生した台風はこれで三つ目です。