夜明けの美しい下弦の月 ― 2019/11/20
昨夕から湧いた雲が夜半過ぎまで空を覆っていましたが、今日明け方が近くなると素晴らしい透明度の星月夜となりました。ただし風が強くなってしまい、機材を使った観察向きではありません。でも明け方にどうしても拡大観察したい月の現象があったため、像がグニャグニャになるのを承知で望遠鏡を向けていました。その現象については、結果がある程度出た段階で後日ご紹介する予定です。
月は朝方6時過ぎに下弦を迎えましたが、空が明るくなりきる少し前に別の望遠鏡で撮影してみました。左画像は5:20過ぎの撮影で、太陽黄経差は約269.57°、撮影高度は約69.6°、月齢22.7です。
目で見ると透き通った月ですが、シーイングは最悪…。この画像を仕上げるのも一苦労でした。それでも「見て良かった!」と大満足の素晴らしい明け方でした。
月は朝方6時過ぎに下弦を迎えましたが、空が明るくなりきる少し前に別の望遠鏡で撮影してみました。左画像は5:20過ぎの撮影で、太陽黄経差は約269.57°、撮影高度は約69.6°、月齢22.7です。
目で見ると透き通った月ですが、シーイングは最悪…。この画像を仕上げるのも一苦労でした。それでも「見て良かった!」と大満足の素晴らしい明け方でした。
2019年の台風27号が発生 ― 2019/11/20
気象庁が昨日「台風になるかも…」と発表していた熱帯低気圧は、本日20日9:00に台風27号「フォンウォン/FUNG-WONG」となったそうです。直前の台風26号発生からちょうど7日後の発生で、26号は27号発生と同時に熱帯低気圧へ降格したので、ちょうど入れ替わる形になりました。
左は発生時刻9:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点線円は台風27号中心の直径1000km円を表しています。27号は26号の進路をなぞってフィリピン北部へ向かっている様で、フィリピン北部は立て続けの被災になりますので、地元の方や関係する方、十分にご注意ください。
【追記】本日15:00の予報によると、フィリピン北部からさらに北上して先島諸島へ向かうようです。お近くの方は最新情報を元にしっかり防災なさってください。