2018年の台風1号が発生、日本でも冬の嵐 ― 2018/01/03
元日早々台風になるかも知れないと発表されていた低緯度の熱帯低気圧は、本日9:00に2018年の台風1号「ボラヴェン/BOLAVEN」となりました。直前の2017年台風27号発生から13日と6時間後、27号消滅からは8日経過しています。
左は発生1時間後の10:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。ナチュラルカラー処理のため、水色の雲は活発に上昇した氷粒状態、白やグレイの雲は低層の水粒状態を表します。赤点円は台風中心(推定)の直径1000km円。
既にフィリピンを離れて洋上にいますが、このまま西進して2日後あたりに熱帯低気圧へ戻りつつベトナムに達する予報です。被害が少ないことを祈るばかり…。
いっぽう日本に目を向けてみると、東北地方北部に中心を持つ小さな低気圧があります。右は本日9:00の画像ですが、衛星画像では台風みたいな渦を描いていました。さほど気圧は低くないのですが、上空には寒気が入り込み、またシベリアにある1060hPaを越す高気圧との気圧差によって等圧線の間隔が狭くなっています。おかげで今日も日本各地が強風…。
これは台風ではありませんし、いわゆるポーラーロウと言えるほど発達していないかも知れませんが、こうした冬の嵐をもたらす低気圧は規模が小さくても気を付けなくてはいけませんね。


