今日の太陽は今年一番大きい2018/01/03

20180103太陽
今日も朝からよく晴れていますが、相変わらずの強風。近くのアメダスポイントによると、昼過ぎ現在の日最大風速は10.9m/s(13:20)と、いつになく強いですね。洗濯物が外に干せません…。

20180103太陽リム
左は11:50の太陽。大気の揺らぎがかなりあって不鮮明です。こちらも相変わらずのっぺらぼう。左側に明るい部分がたまに見えるのですが発達しません。プロミネンスはチョロチョロ伸びていますが、左下に少し期待できそうな部分が見えてきましたね。


さて、本日は地球が近日点を通過する日。時刻はおよそ14:35です。このとき地球が最も太陽に近くなるため、地球からは1年で一番大きい太陽が見えるのです。(※通過時、天頂近くに太陽が見えている人は世界で一番太陽に近いですよ。)約1日前に今年一番大きな満月となりましたが、別に関連はありません。太陽こそ普段たくさんお世話になっているのに、「今年一番大きな太陽が日本から見える」なんてニュースは微塵も聞きませんね…。どうしてなんでしょ?

それはさておき、毎回近日点と遠日点のたびに作っている比較画像を今回も用意しました。前回の遠日点通過は2017年7月4日でしたが、この日は台風接近で太陽観察できませんでした。ですので、二日後の7月6日の太陽と比較しました(A画像)。もちろん機材や縮尺は同一です。また本日撮影時の太陽面がどんな向きなのかも作図しました(B画像)。最小1°の経緯度線が描いてあり、画像上下方向を太陽南北(自転軸)に揃えてあります。(0°,0°)と描いてある点が太陽面の原点、また青十字は太陽像中心の経緯度です。

ついでに、約1週間後の9日に外合を迎える金星をNASAの太陽観測衛星SOHO(LASCO-C2)が捉え始まったので、本日2:00UT(11:00JST)の画像を引用しておきます(C画像/右端の明るい星が金星)。

  • 20180103太陽大きさ比較

    A.太陽視直径の変化
  • 20180103太陽面の向き

    B.太陽面の向き
    (2017.1.3 11:50JST)
  • 20180103-0200UT金星

    C.SOHO画像内の金星
    (2017.1.3 11:00JST)


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