2018年で最も日の出が遅いシーズンです2018/01/08

★ブログ内で「日の出・日の入り」や「暦」をテーマに取り上げた関連記事・アーカイブは別ページにリストアップしています。日出没時刻やその最早最遅日は年や場所で変化しますから、記事日付をよく確認の上ご覧ください。

2018年日出最遅日マップ
今日は全国的にお天気が悪いようで、日の出が見えた地域は少なかったでしょうか。実は今、一年の中で最も日の出が遅い日、いわゆる「日出最遅日」が日本列島を駆け抜けるシーズンです。当地・茨城県南部は昨日が最も遅い日の出。今日8日は四国や九州北部まで南下しました。

左図は2018年の日出最遅日を計算し地図に落とし込んだもの。1月2日に北海道最北端から始まり、17日までかかって日本の全てに「一番遅い日の出」が訪れます。ただし地球楕円体表面で計算してますので標高が違うと日の出条件も若干変わり、この地図に対して日付が前後する地域もあります。

日出最遅日マップは2017年から作り始めたのですが、今年分の計算をしたところ去年の境界ラインと随分違う事に気付きました。場所を固定して観察する日の出や日の入り時刻は年によって少し変わる(→今年の初日の出記事参照)のですが、そのわずかな変化が日出最遅日に大きく影響するわけですね。

日出最遅日・4年間の変化
どの程度変化するのか、2018年から4年間の日出最遅日マップを重ねて描いたのが右図です。赤ラインは左上図と同じですが、2020年まで境界ラインが北上したあと、2021年には今年より南下していますね。2021年ラインは2017年とほぼ同位置になりました。この原因も前出の初日の出記事と同様にうるう日挿入が原因(元々は地球公転1周が365日キッチリでないことが原因)と思われます。

今年と来年のラインに挟まれた大分市や佐賀市で、ユーティリティ「太陽と月の時刻表/夜空の時刻表」の「日出没の最大最小」機能を使って計算してみると、確かに日出最遅日が8日と9日を行ったり来たりすることが確かめられます。

今季の日没最早はもう昨年12月初め前後に過ぎたので、全国的に日の入りはだいぶ遅くなりました。日の出のほうも明日以降は本州以北、今週末までに日本全国で少しずつ早くなり、次第に春へと向かうでしょう。太陽が暖めてくれる「温度の貯蓄」ができるまで、もうしばらく寒さに耐えてくださいね。