今日の太陽 ― 2016/04/09
昼前の空に見つけた現象 ― 2016/04/09
午前中から絹雲が広がっていました。太陽観察中に何度も通過されて困りましたが、一方こんな日は気象光学現象が期待できます。
当地での本日の太陽南中時刻は11:40頃。これに併せて1時間ほど前からちょくちょく空を見上げました。11時過ぎ、南の低空にKH波の雲(ケルビン・ヘルムホルツ不安定性による連続波状の雲)を発見(下左画像)。これを見るのは久しぶりです。別の雲の影響でコントラストが弱いですが、青空バックならさぞ美しかったでしょう。この波雲はゆっくり東へ流れていきました。
前後して太陽周囲に淡い内暈を発見(下中画像)。消えたり、また出たりをくり返していました。南中時刻近くになると、内暈のずっと下がごくわずかに色付いているのを確認しました。これはもう「気のせい」といわれても仕方ないレベルですが、たぶん環水平アークです(下右画像・かなり強調しています)。今日の当地では論理上10:30過ぎから12:50頃まで見える計算でした。
低い時期の環水平アークがいつ頃から確認できるか毎年挑戦していますが、お天気が不安定なので4月中旬以前に見えることは滅多にありません。(※仮に見えてもはっきりとは色付きません。)計算上当地で南中時に環水平アークが条件良く見えるのは4月28日ごろから8月14日ごろまで。今日は幸運に恵まれました。
当地での本日の太陽南中時刻は11:40頃。これに併せて1時間ほど前からちょくちょく空を見上げました。11時過ぎ、南の低空にKH波の雲(ケルビン・ヘルムホルツ不安定性による連続波状の雲)を発見(下左画像)。これを見るのは久しぶりです。別の雲の影響でコントラストが弱いですが、青空バックならさぞ美しかったでしょう。この波雲はゆっくり東へ流れていきました。
前後して太陽周囲に淡い内暈を発見(下中画像)。消えたり、また出たりをくり返していました。南中時刻近くになると、内暈のずっと下がごくわずかに色付いているのを確認しました。これはもう「気のせい」といわれても仕方ないレベルですが、たぶん環水平アークです(下右画像・かなり強調しています)。今日の当地では論理上10:30過ぎから12:50頃まで見える計算でした。
低い時期の環水平アークがいつ頃から確認できるか毎年挑戦していますが、お天気が不安定なので4月中旬以前に見えることは滅多にありません。(※仮に見えてもはっきりとは色付きません。)計算上当地で南中時に環水平アークが条件良く見えるのは4月28日ごろから8月14日ごろまで。今日は幸運に恵まれました。