木星の衛星に擬態?2023/08/21

20230821木星と衛星
昨夜から今朝は薄雲が空の半分を覆う星空。雲の無い場所は透明度が良く天の川がうっすら見えました。シーイングは前夜ほどではなく、細かな乱れがありました。時間のかかる淡い天体は無理そうなので、前夜同様に土星と木星を観察。

木星の星域には四大衛星ならぬ「五大衛星」が見えました。左画像は衛星三つと、謎の星(左側縦並びの下側)が写っています。(※最遠のカリストは画角の都合で入っていません。)真っ青なので衛星とは違うなとすぐ分かります。実はこの星、おひつじ座σ星なのです。約5.5等ですからガリレオ衛星と比べても遜色なく、色合いが異なることを除けば衛星のように見えてしまうことでしょう。向こう二日間ほど木星にまとわりついていますから、ぜひご覧になってください。

20230821木星
ひと晩前に良像を見てしまったため、今朝方の木星はちょっと不満が残りました。薄い雲がかかっていたのかも知れません。でも二ヶ月ほど前に今期初観察をしたころからみれば雲泥の差。高度は像悪化のあらゆる原因を軽減してくれるので、本当に大助かりです。

夜明け近くには大赤斑が沈もうとしていました。大赤斑近くの模様は見るたびに変わっていて実に面白い。毎周回ごとに撮影できたら大赤斑の渦や周囲の模様の変化を動画にできて楽しそうと妄想します。

20230821土星
土星は前夜の出来があまりに不本意だったため、撮影設定や画像処理条件を変えて対応しました。少しはマシになったのですが、振動などに対する抜本的対策をしなければだめそうです。まぁ、こうして日々楽しめるだけでとても幸せなのですけれど…。

今日の太陽2023/08/21

20230821太陽
朝から雲やや多めの空。徐々に日差しは回復し、蒸し暑くなりました。8月もあっという間に下旬突入。気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は911、真夏日地点数は780、猛暑日地点数は169、酷暑日地点数は0。暑い暑いと言いながら、40度超えは少ないですね。

20230821太陽リム
左は10:10ごろの太陽。左端やや上に目立つ黒点が見えてきました。今日昼の時点でまだ採番されていません。活動領域は右半球優勢、右リムのプロミネンスも目立ちます。左リムも細かなものがたくさん出ているんですけどね。