三重の中村さんが突発天体を発見2023/05/03

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ゴールデンウィークも半ばです。昨日2日3:20過ぎ、三重県の中村祐二さんがペガスス座に14.5等の突発天体を発見したとのこと。

昨夜から今朝は時々薄雲が覆う空でしたが、何とか撮影することができました。該当位置には青白い星が写っています。矮新星でしょうかね?

夜半前は薄雲の合間に月も観察。右下画像は2日21:40頃の撮影で、太陽黄経差は約141.52°、撮影高度は約54.14°、月齢は12.35。あっという間に太ってしまいましたねぇ…。

シーイングは想像よりかなり悪く、どうやっても細部がうまく見えません。また全体的に霧がかかったようなコントラスト低下を感じました。確かに雲が無いところを狙ったつもりですが…。

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シッカルトの内部が半分だけ朝日に照らされています。マリウスからアリスタルコスにかけてのリンクルリッジが良く見えました。アリスタルコス台地の北にある直線状のアグリコラ山脈が欠け際で強調され、印象的でした。

虹の入り江の北にある角張ったクレーターはJ.ハーシェル。この南に接した台地が長方形に見え、上にはロビンソンという直径24kmのクレーター。なんとも不思議な台地です。その奥で夜明けを待つバベジ(or バベッジ)・クレーターでは、内部のサテライトクレーター、バベジAの縁が先行して輝きだしていました。更に奥のピタゴラスは手前側の縁のみ見えてます。

それにしてもシャープネスが足りませんね。大気のせいなのか、機器のせいなのか…。うーん。

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